今日のころころこころ

2018・6・29 東京の素敵な建造物 中央区・三井本館 団琢磨の残したもの

人形町で昼飯を食べて室町でコーヒー。
それにしても、みるたびに凄いなぁと思う三井本館。





昭和4年に完成したSRC造7階・地下2階建ての国指定重要文化財。
設計はトローブリッジ&リヴィングストン建築事務所。施工はJ.スチュアート社。ともにニューヨークの会社。
長さ100mを超える建物の南面にはコリント式大オーダーが並ぶ。









どこからどうみても凄い(^^♪















この建物を構想したのは大正3年から三井財閥を率いた団琢磨。
関東大震災で被災した時に修理ではなく新築しようと考えたという。
コンセプトは、Gorgeous・ Dignity・ Simplicity。
単にご本人の趣味とかではなく、瓦礫の山になってしまった首都復興のシンボルにしたかったんだろうなぁ。
外壁は全て茨城県稲田産花崗岩仕上げ。





しかし、世界恐慌の年に竣工したこの豪華さが仇となったのか、団琢磨はこの三井本館の入口で昭和7年に暗殺された。

そうして。
今も日本橋の大家さんは絶え間なく提案を続けるのです。








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