今日のころころこころ

2014・4・17 おばさんのかながわ城めぐり 足柄上郡中井町・鴨沢城址

まずは。
ひろさわ様・たけだ様、ほんとうにありがとうございました!!!

雑色横穴墓群をめぐりエンジュ様を訪ね、予定では帰宅しようと思っていたのだが。
役場でいただいたマップ&パンフに、『鴨沢城址』というのがあった。
特に城に興味があったわけではないが、中村川沿いというのが気になった。

そんなに難しい道でもなさそうだし。中井町まではなかなかに遠いからこの機会に寄ってみるかぁ・・・

エンジュ様を後にマップを頼りに歩き出す。
中村川に戻る。
なんとも綺麗な風景である(^^)

ここにも穴があいていたのかな?

が・・・この道は、行き止まっていた。民家の親父様に怪しまれながら、冷や汗で敷地を通過させてもらって77号線に出る。すいませんでした。

橋を渡って再び中村川沿いを行く。


お!

あそこだな・・・

でも、その先に道があるようには見えない。
と!農作業中のおじさま発見。

道を尋ねる。
ひろさわ様は、中井の史跡をとても丁寧に教えてくださった。百足丸のこと・鬼王段三朗のこと・こと・こと。鴨沢城址に関しては、いくつかアタックルートはあるらしいが、あれが!正規ルート!と指を指される。って・・・

その先に道があるとはとても思えなかった。が、信じて、入る。

ひろさわ様のおっしゃる通り、とんでもない道であった。これが、けもの道というんか?たぶん?

斜面を登ったら、左。でやみくもに歩く。
と。なんだか、道。

いきなし視界が開ける。

わお\(◎o◎)/!なんて綺麗な花なんだ!
でも?なんで人が脚立に登って花を摘んでるんだ???
脚立から降りてきてくださった花摘みの君・たけだ様。

お伺いして、それは、桜の塩漬の花を摘んでると知った。私が普段喫してる桜茶の桜はこうして摘まれ、その後漬物業者に出荷され、全国に流通すると知った。おまけに、昨日のTVの天気予報で、秦野・中井で全国の8割を生産してると知った。こんな風に生産されていたんだ。感動!(^^)!
でも、道を聞かねばならぬ。思い切って尋ねたら、たけだ様が、なんと!教育委員会でお噂を聞いた郷土史研究同好会(確かそういう名称だったと思う)のメンバーであった。
なんにもないぜ!が第一声であった。このなんにもないの意は、石垣とかそれらしきものはなんにもないということである。それでもよければ案内してくださるという。作業の手を止めてもらうのはもうしわけなかったが、お願いしてしまう。ごめんなさい!
たけだ様の後を、ただただくっついていく。

そこが、堀の跡。

そして、城はその上。

今の目印は、藤にからまれた木だけ。

この藤も、蛇かと思ってギョっとしたが、藤はこうして寄生して木を枯らして生き延びるという。たけだ様が木を見上げて、上が枯れてきてるなぁとつぶやく。目印にならない日も近いかもしれない。
それにしても・・・自力でたどりつける人なんているのかな?この城跡。もし、地域の方々が無関心だったら、私は絶対に無理だった。
もしかして・・・学芸員がいないのも、そんなに悪くはないのかもしれない。系統だったことはできないが、こうして地域の方々が中心意識を持って活動してることは素晴らしい。もし学芸員がいたとしても、この規模の町ならひとりであろう。そのひとりが地域にうまく溶け込めなければ、宝は埋もれてしまったかもしれない。溶け込める人柄なら、もっと素晴らしい成果が出るだろうが。
ま。
たけだ様におうかがいして楽な帰路も考えたが、ひろさわ様がたぶん心配してると自惚れて、また藪を引き返す。
ご報告したら、ラッキーだったね!と喜んでくれて、ミカンまでくださった。
ほんとうにほんとうに、ありがとうございました!
桜は、押し花にしよう。みかんは食べる。

こころ満ち足りて、帰路。
古墳と城跡は、同じ山だった。このパズルはいかに・・・ま。

祭りが近いのかな?

比奈窪のバス停。
そういえば・・・来た時に、かな中の運転手さんがトイレの前の水道でペットボトルに水を補給していた。???と思ったのだが、役場でおうかがいしたら、中井町の水道は地下水を利用してるという。そうか!水道水が美味しいんだ。だったら、なにもコンビニで買うことなんかないよな。なるほど。私もちょうど持参した水が終っていた。ここで補給していこう。
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