昨日は雨だったから地下鉄のコンコースで銀座を移動していた。
たまたま通りかかった工事中のソニーパークで展覧会が催されていた。
これが工事中ならではのある意味1度きりの実にユニークでエキサイティングな試みだった。
「ART IN THE PARK (工事中)」。
会期は11月19日~12月1日。
展示会場はB2~4F。
B2~2Fを使った玉山拓郎の展示から3Fへ。
3Fは「SHUN SUDO」。
SHUN SUDO(1977~)は東京都生まれ。世界を旅しながら得た感性をもとに独学でアートっを学ぶ。
水墨画的な動静の繊細なタッチとポップなストリートテイストから生み出される幻想的な生物と花を描く。
そうして、ガラスの外側の工事現場と作品、世界的アーティストと無名の工事現場で働く人たちが織り成すなんとも幻想的な空気に思わず息をのむ。
4Fは山口幸士。
山口幸士(1982~)は神奈川県生まれ。
スケートボードの街を遊び場とする柔軟な視点に強く影響を受け、日常の風景や身近にあるオブジェクトをモチーフにペインティング、ドローイング、コラージュをおこなう。
儚い一瞬を幻想的にとらえる。
そのうちに、え?なにここ?ピントが合う?!
何をこの人は言ってんだろと思われると思う。
山口の作品はゆめうつつ。こういう技法の作品の写真はコンデジのオート撮影ではピントが合わないのだ。
一般公開が始まった展覧会会場で開館時間内でただのいち来館者として手持ちで慌ただしく写真を撮るわけだから、ごゆっくりと色々やるわけにはいかない。コンデジの方はピント合いませんとストライキするのに無理やりシャッターを切ってはみても箸にも棒にも掛からない。
スタッフさんに、なぜ?照明なにかしてる?と聞いてみた。
そのご指摘はお客様でお二人目ですとのこと。やっぱり作品に合わせて照明等を調整できるシステムになっているらしい。
今のソニーはゲームと金融になってしまった感があるけど、私はソニーの製品が好きだった。
VAIOはタフなラップトップだった。
残るはXperiaだけとなってしまったけど、今までもこれからも自分がスマホ使用をやめるかメーカーがスマホから撤退するまでかまでは使い続ける。
そんなことを思いながら出た。