昨日の雨が降ったりやんだり。
緊急事態宣言で歩行者天国中止の銀座。
ポーラミュージアムアネックスへ。
絵を纏う-若槻せつ子「打掛」コレクション。
会期は6月4日~6月27日。
事前予約制。
服飾デザイナー・若槻せつ子氏が長年かけて集めた打掛の中から、1980年代後半から1990年代はじめにかけての打掛コレクションを展示する。
ピカソ打掛。
能の衣裳としての打掛。
もちろん花嫁衣裳としての打掛。
どれもこれも豪華絢爛見事な打掛。
ため息が出る。
衣裳というよりも絵のようだ。
まさに絵を纏う。
そう。
これらの打掛がつくられたのはちょうどバブル期。
職人の技術へ贅沢な素材へ金を惜しむことなく注ぐことができた時代。
もうこんな打掛をつくることはできないだろうな。。
-さびしさに なんとはなくて 来て見れば うれし桜の花ざかりかな-
若槻氏が2006年にひいた大吉御籤という。
昨日の私にはポーラミュージアムアネックスにあったようだ。