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今日のころころこころ

2024・7・14 大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ2024 妻有アーカイブセンター

3年に1度、新潟県の十日町市と中魚沼郡津南町に展開する世界最大級のトリエンナーレ「大地の芸術祭 / 越後妻有アートトリエンナーレ」。
9回目の今回は、41の国と地域から275組が参加している。
会期は7月13日~11月10日。火水定休。
長野へ頻繁に行っているのだし新潟は隣りじゃないのと言えばそうなんだけど、長野の家から会場へは往復約200㎞約4時間。会場は広大な上に地名すら読めない場合すらある訪れたことがない場所ばかり。いつも迷っているうちに終わってた。
今回はBankART1929のお知らせメールで観に行くことにしたのだった。
BankART1929会場の住所をナビに入れて、高速下りて飯山市を抜けて栄村からアプローチ。県境を越えるとあちこちにのぼり旗。そのうちに各会場への黄色い案内板が出てきた。

お?あれインフォメーション機能ありそうな会場だ。
情報収集に寄ってみる。
建物の外壁がすでに川俣正作品。

妻有アーカイブセンター。

直観通りだった。
ここでパスポート買ったり色々な情報もらったりして、カフェまで開設されていたから昼飯まで食べた。

妻有アーカイブセンターは、十日町市松代にある廃校・旧清水小学校を、2009年より大地の芸術祭施設としてオープン。
川俣正主導のもとに、地域社会での芸術表現活動のドキュメンテーションとアーカイブに注力する施設(インターローカル・アート・ネットワーク・センター)として活動を展開。2022年に施設名称を妻有アーカイブセンターと改称した。








清水プロジェクト。
「edition.nord」
アートブック、インスタレーション、カフェなどを展開。















川俣正。
「Extend snow fence in Tsumari 2024 夏」
「『アパートメントプロジェクト』1892-1896ドキュメント展示-TETRA HOUSE」
アトリエに併設された膨大な過去のプロジェクトアーカイブ、インスタレーション。





















竹内公太。
「水泥棒」
「戦という泥棒」
越後妻有の石碑のリサーチをもとにした〈水〉と〈戦〉の映像インスタレーション。








想像以上に面白い。
でもさて。
閉幕までにどのくらい観ることができるのだろう。


コメント一覧

kinntilyann
ゆずさま
おはようございます(⁠^⁠^⁠)/

トリエンナーレは地元経済に活気をもたらす世界的規模となりました。
棚田は担い手が高齢化していくばかりで後継者がおらず耕作放棄が増えてます。温暖化が進み農作物も今まで通りの品種では対応できなくなってきてます。
鉄道は存続の危機にあり、高速道から外れ、トリエンナーレがなければ足を踏み入れることは無い場所です。
BankART1929だけにお邪魔するつもりだったので他の展示はたくさん回れなかったし、雨で野外展示は車を運転しながらですのであそこにあるなという程度にしかみることができてませんが、色々と思いました。
治水技術が発達して農業の機械化がすすみ生産性が向上。
かといって人口は減る一方で人は生活に便利な土地へと動いていきます。
観光地ではない山間部を動いていると、過疎地域インフラの老朽化を目の当たりにすることも珍しくないです。かといって限りある予算や資源で廃屋ばかりの場所をそれ以上整備してもどうなるんだろとも思います。
場所によっては山の神様たちにお返しする決断をすべきかとも思ったりもします。
放置しておけば家屋も道路もやがては草木に覆われ、山の動物たちが自分たちの暮らしを取り戻すようになります。
色んなこと、思います。

今日も長野盆地は雨模様かも。
寒いくらい朝です。
良い1日でありますように(⁠^⁠^⁠)/
yuzu
石もいろいろ、けれどどんな石でも石はかたい。
その石に水は、細くも太くも自らを刻む。時に厳しく、時に穏やかに。
今でこそ平常は穏やかに流れる水ですが、
かつて険しい山だったところを田んぼにして水をため、水を治めていった先人の汗水血を思います。
ほとんど無秩序のような作品!これも芸術!
自然への畏怖を思い出させる夏です。
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