今日のころころこころ

2015・3・11 おばさんのつぶやき・・・3・11・・・

『ことの道理から見れば、やはり人間の歴史は、火山噴火の間を縫って生き続けてきたのであり、逆に人間の歴史の「あいま」に、時々火山爆発があったかのように考えるのは、私たち人間の思い上がり、ことの有り様への大きな錯覚にすぎない。私たちは大自然の中の人間として生きるのであって、大自然が人間のために生きているのではないからである。当然のことだ』
この間読んでいた本にあった記述。
本当にその通りだと思った。
人は現世利益を祈るために聖地へ出かけるが、その現世利益の今といにしえは違うと思う。
人間が地球に優しくするのではなく、地球が人間に優しくありますようにと祈ったのだと思う。
生殖を自由に操り不老が可能となったかのように見え、死すら病として克服できるんじゃないかまできたかに見えるが、ひとたび天変地異がおきて電源が失われれば、一瞬にして灰塵に帰す。
浦島太郎だ。
いにしえの人々のようにこころ強く生きたいと、切に思う。
天変地異のたびに、逃げまどい、時として滅び、が、同じ地にまたもどり、延々と今日まで営んできた日々を思う。
自然に生まれ自然に死んでいくことに怯えずに立ち向かいたいものだ。
3・11。
合掌。
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