川崎市岡本太郎美術館で4月12日まで開催されている「第23回岡本太郎現代芸術賞」。
入選作品。
「Curtain Girls」:藤田淑子:500×497×20㎝:アクリル絵具・ベニヤ板・ロールキャンバス・ニス。
家の中は壁で仕切られている。その個々のパーティションに家族はバラバラにひきこもる。そしてその家には外壁がない。そういわれてもうどのくらいたつのだろう。。
「世界の終りの始まり」:松藤孝一:170×340×340㎝:ウランガラス・ギフチョウ(60~80年代標本)・テーブル・白熱灯。
暗幕をかき分ける。
たむらしげるの愛しいロボット・ランスロットを探す。
「幸について」:丸山喬平:250×280×500㎝:単管・木材・鉄・断熱材。
大漁だった。
これでしばらくみんなの命をつなげる。
もうそんな時代に戻ることは出来ないけど、情緒は同じなのだ。
私はそう信じたいのだ。
「running man」:水戸部春奈:500×500×500㎝:キャンバス・インク・木材・アクリル絵具。
「任意のアトリビュート」:村田勇気:可変:木・その他。
アトリビュートはずいぶんと神秘性を失ってしまった。
でも元々そういう至極個人的なものだったような気もするのだ。
来年はどんな才能がここに集うのかな。
楽しみなのだ!