今日は圧迫骨折で入院していた母が退院した。三度目はさすがに本人も反省して帰宅してもおとなしい。
病院の病室からは皆神山と松代の町が一望できた。
今回は鐘が鳴らないんだよね。コロナかな?と母が言う。
二年前にも圧迫骨折でこの病院この病室に入院した。
鐘ってあのことかな?
ながの百景・旧松代藩鐘楼。
真田十万石の城下町・松代。そこかしこに面影が残る。
退院まで30分ほどあったから鐘楼へ。
ながの百景・旧松代藩鐘楼。
井楼式高櫓形の高さ約12mの切妻瓦葺。
真田信之が松代に入封直後に建てられ一刻(2時間)ごとに時を知らせた。当初は火の見櫓の役割もあった。
ただその後は3度の火災に見舞われ、現在の鐘楼は享和元年(1801年)に再建された。
鐘は第二次世界大戦時に供出され、平成3年(1991年)の復元。
公園内には「日本電信発祥の地」の碑がたつ。
ん?
と思ったら、江戸時代末期にこの鐘楼を使って佐久間象山先生が電信の実験をしたそうな。
それにしても、松代散策は楽しいけど、この鐘楼をもう二度と鳥瞰したくはないものだな。もう母の入院ついでは勘弁してほしい(^^;