ネズミ問題も片付いて大晦日の準備も終わった。
母と面会。といってもガラス越しに10分くらい。
母は元気だったけどすっかりと馴染んでしまって家に帰る気は全く無い。老健だからずっといられようはずもないのに。職員さんにうながされて暖かくなったら少し帰ると言っただけ。
互いに良いお年をと挨拶して施設を出た。
色々とどうしたもんか???
施設から善光寺さまは徒歩数分だけど、施設の駐車場はそんなに広くないから車置いたままではまずいだろ。車を市営駐車場に入れ直して二年参りを待つ大晦日の善光寺さまへ。
今年の大晦日は雪が降りしきる。
オミクロン株の心配はあれどようやくコロナ禍前のにぎわいが戻ってきた。外国人観光客の姿も見かけた。
冷たい冷たい風に紋幕があおられる。
凍える底冷え。
でもものすごく綺麗だ。
凍えれば凍えるほどに美しいものなのかもしれない。
まるで山の中にいるような善光寺の杜でしばしぼんやりとしていた。
時折雪が止んで薄日がさす。
昨日も今日も明日も連綿と続く。
明日になったからといって何かが変わるわけじゃない。
地味にひとつひとつ誠実に向き合っていくしかない。
それでも、もうすぐ新しい年が来る。
新しい年が来る。
皆さま本年もありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいませ。
そして来年もよろしくお願いいたします。