今日は雨予報でしたよね・・・
あちこち皆さん雨待ってる。
もちろん私も。
これで一雨来ればこの狂ったような夏が終わる。
って。
でも降らない。
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降らないまんま夕方になった。
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陽が沈む。
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空が真っ赤に染まる。
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県立図書館で本を返して色んな雑誌の表紙をみるともなしにみていたら、お!このお茶飲んでみたい。
柑橘香る玄米茶。
材料は煎茶ベースの玄米茶10gと熱湯150ccとすだち1個と氷てきとう。
煎茶ベースの玄米茶はルピシアさんの抹茶黒豆玄米茶にしてみた。
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すだちの皮少々と茶葉を急須に入れて湯を注ぐ。
氷とスライスしたすだちを入れたコップに注ぐ。
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色合いは抹茶の色が濃くて見た目はあまり清涼感ない感じになってしまったけど、これイケる。
玄米茶とすだちって合うんだ。
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氷がとけて玄米茶よりすだちが強くなってくるのもまたよろし。
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2016年に資生堂ギャラリーで開催された石内都の展覧会の図録を広げてみた。
Frida is。
石内が2012年にメキシコシティのフリーダ・カーロ博物館からの依頼で撮影したフリーダ・カーロの遺品を撮影した作品。
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フリーダ・カーロ(1907年~1954年)はメキシコを代表する現代画家のひとり。
その人生にスポットがあたることも多い。
6歳の頃に急性灰白髄炎を患い右足の成長が止まった。
その後、通学中に乗車していたバスが路面電車と衝突して重傷を負う。
幸い回復し、結婚したけど、その結婚生活は平坦ではなく離婚のちにまた同じ相手と再婚している。
更にその後、健康状態はどんどんと悪化し、右足切断を余儀なくされ、痛みに苛まれ続けた。
亡くなる数日前に残した言葉は「私は出口が楽しいことを願っている。そして私は絶対に戻らないことを願っている」。
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雨を待つ。
夏の終わりを待つ夜。
フリーダ・カーロの人生を想ってみる。