三茶の世田谷文化生活情報センターの生活工房ギャラリーは小さいけどスパイシーなギャラリー。
牧野伊三夫展「塩と杉」。
会期は５月１６日～７月１７日。
牧野伊三夫は１９６４年に北九州市に生まれた。多摩美を出た後に広告制作会社でデザイナーとして働いていたけど、１９９２年に退社して画家として活動を始めた。
人が太古より自然と共生し命をつないできた営みを見つめる中から作品を生み出し続ける。
塩のパートは、福岡県糸島にある製塩所から生まれた新作絵本「塩男」よりの展示。
杉のパートでは、岐阜県・高山市と大分県・日田市で牧野が取り組む活動を紹介している。
高山と日田では、画家としてばかりか、老舗家具メーカーの広報誌の制作や家具のデザインなど、産地と消費者をつないでいく活動に携わる。
粘り強く机上を実践していくのがすごい。
きこりめしにかっぱめし。
今回の展覧会でも予約販売。もちろんもう埋まっている。
林業を応援するための「ヤブクグリ」プロジェクト。
派手なようで地道に確実に。
ふと、どこか上滑りしてるSDGsに振り回されてる日々を振り返る。
明日は雨みたい。
時計君のうたを読もうか。
