みなとみらい線・馬車道駅。
今は横浜市役所を始め地下鉄からあちこちへとつながる。
横浜北仲ノット出口を出れば、かつての輸出用生糸倉庫をリノベーションしてオープンした新しい商業施設北仲ブリック&ホワイト。
その中にBankART KAIKOがある。
BankART1929は、横浜市が推進する、歴史的建造物などを文化芸術に活用しながら街を再生していく創造都市構想のリーディングプロジェクト。
2004年に始まり、今現在は、BankART StationとBankART KAIKOを主な拠点とする。
BankART Under35 2021。35歳以下の作家の個展シリーズ。
会期は、第1期は4月23日~5月9日、第2期は5月14日~5月30日、第3期は6月4日~6月20日。
母の入院で第1期は見ることができなかったけど、ま。
第2期は、木下理子・敷地理・金子未弥。
木下理子。
木下は、生き物のアポトーシスをテーマに活動する。
敷地理は、素材との対話を自分の身体との対話に置き換えることを試みる。
あちこちに設置されたマシンが揺れ点滅し壁のモニターに映し出される。
金子美弥は、人が持つ場所の記憶を導き出すプロジェクトを続けている。
黄金町バザール2020で金子は手首から指をサポーターで固めてひたすらに描き続けていた。
これが完成だったんだ。
若いアーティストたちは黙々と立ち向かう。
疫病下に置かれて、芸術への衝動とはなんぞや?と思うことが多くなった。
なんぞもかんぞも無いか。