みなとみらい線・新高島駅からBankART Stationへ。
BankART1929「食と現代美術part9-食とアートと人と街-」。
会期は11月2日~12月2日。
「食と現代美術」は、19年前にBankARTが発足した当初より展開している展覧会。
今回で9回目。
美術の中にあらわれる、または美術の視線を通して、食文化の中に潜む、プライベート性、地域性、共有性、暴力性、批評性、時代性
、空間性などを解きほぐしていくことを目的としている。
日常の代名詞であるような「食」という普遍的ともいえるテーマを、非日常の代名詞であるような「現代美術」の視点から逆照射することで、食文化の持つ深さと広がりを浮き彫りにし、美術作品の中に潜む普遍的テーマを表出させるという。
会場は、BankART Stationのみならず、ヨコハマポートサイド地区にも広がり、作品展示、スタンプラリー、様々なイベント等が行われている。
会場に入って真っ先にある、武藤勇+(君塚史高+加藤良将+札本彩子)のポップコーン製造機。
爆発の火種、ポップコーン、を、100円で買う。
ポップコーンメーカーへ入れる。
そしてマイクに向かって叫べばポップコーンが飛び出してくるという。
しかしだ。
「愛」に関する言葉を叫べというのだ。
愛?なんだそれ?罰ゲームか?
仕方ないから愛してる愛してると叫んでみる。
そんなに連呼しなくても大丈夫ですとスタッフさん。
早く言えよなたわけ!恥ずかしいじゃないか。
愛してる!
大好き!
これもしかしてなんでも反応するんじゃないかと、バカ!と叫んでも反応しない。
「あ」で始まればいいんじゃないかと、あいうえお!と叫んでみたら、迷ってる。
アモーレ!とかジュテーム!には反応する。
ん。
ラーメン好き!は反応したぞ。チャーシュー好き!も。要はなんでもいいのだ。好きなら。
肉まん大好き!でコンプリート。
ポップコーンが出来た。
好みのオイルと塩で自分で調味して、その場で食べるも良し持ち帰るも良し。
愛の力が食探しの原動力といえばそうかもしれない。
谷本真理の陶。
食物連鎖を表しているのだろうか。
平田守。
豊潤な葡萄酒を醸すには人間の技術だけでは足らない。
ヤング荘のガチャ。
私はこのガチャが気に入っている。
通常はシレッとBankART Stationにあることが多いけど、今回はポートサイド地区にも設置したようだ。
このガチャはテーマ性を持つ。
今回はレジ袋シリーズだな。
大当たりはレジ袋。
大当たり!
当たってちっとも嬉しくはないけど、実はこれ重宝するのだ。
リックに入れておけば、エコバック忘れた時も買わずに済む。