今日の母は白瓜の粕漬モード。須坂の遠藤酒造場さんで酒粕を買ったら家に引きこもり。
私は戸隠へ。
鏡池どんぐりハウスさんで昼飯後に向かうは戸隠地質化石博物館。
長野市立博物館分館戸隠地質化石博物館。
戸隠村と長野市が合併して長野市立博物館分館となったけど、合併前は戸隠村地質化石館という名称だった。当時の村立柵小学校が廃校になり、その校舎を利用して開館した。
博物館はフロントヤードとバックヤードが厳密なまでに区分されているところが大半だけど、この博物館はミドルヤードという発想で運営されている。
来館者が資料と親しみその魅力を発見する場を創るのがミドルヤード。
写真はもちろん手を触れることのできる展示も多いし、キュラトリアルワークルームや化石クリーニング室を備え体験学習にも力を入れている。
山国信州のなかでもひときわ山奥な戸隠であるのだけど、ホタテの化石が出土する。
これは戸隠地区が、北部フォッサ・マグナ地域の中央に位置し新第三紀鮮新世の海成層が隆起してできたからなのだ。
化石が400万年前の豊かな海を物語る。
調査研究が入るまでは粉々に砕かれて戸隠の鶏のカルシュウム飼料だったのだ。
飯縄山は火山だった。
戸隠ではないけど、小谷村では日本最古の恐竜の存在を示す足跡の化石が出ている。
ダイナミックな地球を感じる。
色々とユニークなのだけど、この博物館のツボは「骨」であろう。
未分類を含む収蔵庫なので通常はこういう場所は公開しないのだけど、開けっ広げ。
ここは楽しい(^^)/
田辺先生も変わらずにエネルギッシュでなにより(^^)/
チャンスがあったら私もまた発掘へ行きたいのだ。