今日は寒い。
日が暮れる。
月がちょこっと顔を出した。
道場から出てみれば、ようやくってヘンかもしれないけど、冬らしい寒さ。
今宵は牛乳を温めて黒姫童話館で買ってきた絵本を広げる。
「ふゆ」。
今はどこで暮らしても大差ない。
観光に行く時はその土地その土地に強いローカル色を求めるけど、暮らすにはできるだけ均一の方が便利だ。
それでも長野にいると、冬を迎えるってこういうことだったんだと思うことがままある。
大雪が降り積もる場所の施設の冬季休業や道路閉鎖もそう。
信濃町は黒姫高原の黒姫童話館も12月1日から冬季休業に入っている。来年の4月4日くらいに開館する。
黒姫童話館にはいわさきちひろ氏の山荘が移築されている。
自分のそこでの暮らしに必要なものだけしかないけど、全部使い心地が良いもの。
黒姫童話館は冬季休業に入るけど、黒姫高原はこれからスキーシーズンを迎える。
スキーが日本に入ってきてどのくらい経つんだろ。
スキーは楽しい。
最近は冬山トレッキングも流行っている。
でも山が雪に閉ざされ人が経済活動を休むというのも良いことのように思うのだな。