今日は長野へ。
長野駅に着いたら、快晴で陽射しは春めいているけど寒い。
色々とバタバタ用事を済ませて、閉店時間が迫った太平堂さんへ明日の朝のパンを買いにダッシュ。
太平堂さんは明治40年の創業。信州銘菓「まほろばの月」が有名だけど、実はパンも美味い。
太平堂さんの店舗は本店と善光寺大門店の2店舗。本店は長野市立図書館のそばにある。
そうだ!魯桃桜だ!!
長野市立図書館へ。
満開だ。
白いのもそうなのかな?の疑問は今年も疑問のまま。
毎年ブロ友の京都にいさまから魯桃桜の開花を教えてもらう。
今年も京都にいさまブログと今日のコメントで開花を知った。
魯桃桜は桃の仲間。モモ亜属で和名はノモモあるいはハヤザキモモ。
今の長野市立図書館の場所にはかつて長野県立図書館があった。
旧長野県立図書館の庭に魯桃桜が植えられたのは昭和8年のことだったそうな。
当時の乙部泉三郎館長が、植物学者・小山海太郎博士と相談して、桜井村(現・佐久市桜井)の桜井尋常高等小学校の中庭にあった珍しい桜の木の接穂を取り寄せ、埼玉で接木してもらい、それを植えたという。
元気に育ち、まだまだ寒さが残る時期の長野盆地で一番に咲く「図書館の桜」として有名になったそうな。
その後、県の天然記念物指定の動きがあり、モモに近い種類っぽいとしかわかってない上に名無しのままではいかがなものかということで、小山博士が現地へ調査に行ったところ、どうも日露戦争に行った軍人が魯西亜から持ち帰ったらしいとの情報をキャッチ。
魯桃桜と名付けられたそうな。
綺麗だ。
京都にいさま本年もありがとうございました!!!
今宵の食後は太平堂さんのレモンケーキとコーヒー。
今日は東京の桜の開花宣言が出た。
2020年2021年と並ぶ観測史上最も早い開花。
長野盆地の桜の開花も早いのかな?