食材も色々と一年中あるけど、やっぱり秋になると菊。
今朝はもってのほかとホワイトバルサミコの酢の物。
もってのほかはバラして湯でサッと茹でてザルにあげてサッと水を通して水切り。
この綺麗なもってのほかが茹でると死んだような色になる。
でもホワイトバルサミコをかけると、色がよみがえる。そして、なんの味付けもしてないのにそのままで美味い。
今日使ったような安物のホワイトバルサミコでも十分。
不思議だ。
シャインマスカットと次郎柿をあしらって、秋。
今日もなんかびみょうな空模様。
曇り時々晴れなのかな。
そこにキュウリの花をあしらう。どうだい夏だろ。そう感じてもらわなきゃ困るんだよ!
ふと、故小野正吉氏の言葉が浮かぶ。
国内外から季節を問わず料理人が欲するままに様々な食材が手にはいる時代。季節感は演出となる。
だからといって総料理長が客を軽んじていたわけではない。常に努力を怠らなかった。
小野氏が腕をふるっていた時代の日本にはそこかしこにそこんとこの絶妙なバランスがあったんだなぁと思ったりなんかする。。
これも秋だからかな?