気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

「とんび座り」 ・・・ 女の座り方

2010-04-29 20:40:08 | Weblog
「とんび座り」という

  女の座り方をご存知ですか ・・・


近ごろは とんと見かけなくなりましたが

昔は 女の行儀のよくない座り方の見本のようにいわれました。


とんび座り またの名前を亀居ともいいます。


カメが両足を甲羅から出している格好に似ているからでしょう。

とんびはもちろん鳶(とび)ですね。

トンビが枝にとまって

  羽を広げている姿に似ているからでしょうか。

この命名の由来 ・・・ 自信がありません。


近ごろ、若い人はカーペットの上に座り込むことがあり

女の子も平気で大また開きのあぐらをかきます。

当然のことと思いながら ・・・ やはりギョッとします。


最近 久しぶりに「とんび座り」を ・・・ 身近にしました。

そして

あれ~ いいな~ ・・・ と感じたのです。
 
優美だ~ ・・・ とも思ったのです。



それにしても なぜ女の人はこんな姿勢が楽なのだろうか ・・・

 
ありました ・・・

 「女性の大たい骨が、幅の広い骨盤についているために、前から見ると逆八の字形になっているために起こる現象」(井尻正二 『人体二等辺三角形』)


ナルホド ・・・ 不粋ではありますが、妙に納得した次第。






非常口 : 非常尻(じり)

2010-04-29 19:37:50 | Weblog
映画館の闇の中に「非常口」と

  緑色の悪趣味サインだけが輝いている。


あれはほんとうは

  「非常尻(じり)」なのではないだろうか。

「尻」というのをはばかっているのだ ・・・


それでいて

  悪趣味の光を放っている。


・・・ などといったたわいないことを

「非常口」のサインを眺めながら

          ・・・ 思っています。



口はたいそう持ちあげられ

  尻はひどくおとしめられています。


口については

  食味評論やエッセーはわんさとあるのに

尻、とくに尻の穴評論というのは

          めったに見あたりません。
















箸使い ・・・ 「お里が知れる」 

2010-04-29 04:56:20 | Weblog
箸(はし)は

  日本人の知性と教養のバロメーター ・・・ です。


昔は

お見合いの席では

  懐石料理など

    正式の料理が出されました。


箸の使い方を見れば

  その人の育ち方がわかる ・・・ といわれます。

いわゆる

箸使いで

  「お里が知れる」 ・・・ というわけです。


お見合いでは

相手が

  箸の使い方が正しく、美しくできるかどうかを見きわめ

きちんとした家庭で

  きちんとしつけられているか
 
            ・・・ をチェックしたわけです。


それが今は

「箸が正しく使えない」ことは

    少しも珍しくなくなりました。


若い人たちが

  満足に使えないのは

一時的に使われた給食の先割れスプーンが

    原因だともいわれますが ・・・

その親だって

  正しく使っていないのですから ・・・


本当に ・・・ 嘆かわしい限りです。















日の丸弁当

2010-04-29 03:57:46 | Weblog
白いご飯に赤い梅干の「日の丸弁当」


箸箱に入れた箸を添えて、風呂敷で包む

  ・・・ これが 昔むかしからのお弁当でした。


もともとお弁当は

家で作って

  外で食べるもののはず。


おかずとご飯を

  コンパクトに箱に詰めて

芝居見物や花見

あるいは戦場へ

  持って行ったものでした。


ところが今は

コンビニやスーパー、デパ地下など

外で買って

  家で食べるものになりました。


箸は

  当然のように 割り箸です。


食事を小さく詰めたものが弁当なのに

本当に

  「つまらない」ものになってしまいました。


「つまらない」は

  面白みがない

  楽しくない ・・・ というだけでなく

「あまり価値がない」

        ・・・ という意味もありますね。


もちろん

「日の丸弁当」のころは

    口蹄疫の心配など ・・・ ありませんでしたよ。










待ちの子育て ・・・ 確信

2010-04-29 02:24:08 | Weblog
家庭教育の面で

私に

  唯一誇れることがあるとすれば ・・・

それは

三人の子どもたちに

一度たりとも

「勉強しなさい」

    と言ったことがない点です。


長期的な視点に立って

子どもを信頼する

    「待ちの子育て」をしていれば ・・・

いつの日か

子どもたちは

    必ずその信頼に応えてくれるもの

          ・・・ と確信しております。


これは正解であった ・・・ と自負しています。