きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

火入れの儀

2011年12月06日 | 横浜栄こ邸
今日、北澤さんが作った
薪ストーブが入るというので、

打ち合わせがてら、
夕方横浜こ邸に伺いました。

すると、
玄関入って
格子の向こうにある
達磨窯で焼いた敷瓦に包まれた間には、
既に薪ストーブが鎮座して、

早速その中には、
おいしそうなものが
たくさん詰まっていました。

そう北澤さんのストーブは、
オーブンが併設されているのです。

火を見て暖を採り、
建主さんや北澤さんたちと
ワイワイ言いながら、
おいしい食べ物を
取り囲んで、

とても幸せな
ひとときでした。

今日は
これから建てる方への
事例のご案内も兼ねていたので、
家中を歩き回らせていただいたのですが、

この薪ストーブ一台で、
吹抜けを介して家の隅々まで
暖かさが届いていて、
自然と顔がほころびました。

北澤さんの薪ストーブは、
あたたかいしおいしいし、
笑顔の火の箱だ。

北澤さん自身も常に笑顔ですので、
ストーブが人柄そのものですね。

石油や電気を
使わなくて済むというのも、
すばらしい!






引き渡す

2011年12月06日 | 葉山と邸
今朝、完了検査の済証を受け取り、
そのまま現場に直行。

私は建主さんと
引き渡しのための
打ち合わせをしつつ、

所員たちの手で、
「現場」の風情だった建物の中を
「家」に仕立て上げました。

夜8時前には作業が終わり、
初めてゆっくりと
家の中で腰をかけたような
気がします。

しかしそれも束の間、
明日の朝から早速、
ここで新たな生活が始まります。

これまでの8ヵ月のように、
もう勝手に玄関を潜ることは
できません。

そう考えると、
充実感というよりは、
やはり寂しい気持ちで、

物憂げに光る駐車場を
後にしました。



家具二点

2011年12月06日 | 葉山と邸



スギの造作家具を
木組みの中に
嵌め込みました。

割と廉価な家具ですが、
柿渋色を施したので、
スギの‘うるさい’感じが消え、
落ち着いた雰囲気の
家具になりました。







ナラと鉄の食卓。

野趣溢れる形状の
厚いナラの天板に、

至極シンプルな
鉄の四本脚を
付けただけです。

作り方がシンプルですので、
存在感の割に、
製作費はお手頃です。