天板はカツラ 2011年12月19日 | 今日のできごと 手広た邸にて。 厨房と居間を仕切る家具の天板に、 カツラを使うことにしました。 カツラは木目が素直で 色味も落ち着いていて、 私の好きな素材の一つです。 赤味を帯びているので、 とくにスギの空間に よくなじみます。 またカツラという木は、 樹形が端正に整っていて、 葉っぱもかわいらしく、 秋になれば紅葉して ほのかに甘い香りが漂い、 庭木にしても楽しい木ですね。 例えば北鎌倉にある 明月院の入口にあるカツラの木は、 本当に美しいです。 そういえば、 鎌倉彫の材料になる 木でもありますね。 こうして鎌倉と縁のある木、 現在工事が進行中ですが、 完成したら、 またこの場で紹介します。
昨日のおみやげ 2011年12月19日 | 今日のできごと 昨日の竹伐りの際、 青の美しい棹の部分を 短く伐って、 おみやげにしました。 私も数本 お持ち帰りしたのですが、 早速これに乗って、 足の裏をぐりぐりっと。 気持ちいい~。 竹の香りも 癒してくれます。 1本足踏み用に残して、 器とか作っても、 おもしろいかな。 もうすぐ正月なので、 小さな門松にしてみても いいですね。 そういえば「門松」には 竹を使いますけれども、 もしかして昔は、 この時期の里山整備の一環として、 竹を間引いたものを 正月飾りとして 活用したのでしょうか。 だとすればこれも、 里山と日本人の関係性、 そしてどこまでも使い尽くす 日本人の合理性を表す 作品の一つですね。