初見である。「場所はどの辺ですか?」「喜連北公園から北へ150mぐらいの所です。」「3階建ての茶色い建物の近くですか?」「そこです」
10分もしないうちに脚立を担いで二人でこられた。「周りを回ってみたけどこの脚立では上がれそうもないし」 どうやら電話があってから家の周りを一回りされたようだ。 「梯子があるので2階のベランダから梯子で上がってください。」と案内した。5年ぐらい前までなら普通に上がれたが、今は怖くて上がれない。梯子の最上段から首を伸ばして覗くのが精いっぱい。カメラを預けて写してもらった。
「落ちてる笠木をくっつけて貰えますか」と言うと、「今日は何も用意して無くて」「コーキングはあるのでお願いします」と、昨年の台風で吹き飛ばされた笠木をコーキングボンドで引っ付けてもらった。防水シートの縁が切れて波打ってる。3階は約70平米、2階のベランダも同じ位の広さ。スチール製の笠木の見積も一緒に出してもらうように頼んだ。さて幾らとなるか