今日は勇気を振り絞って、ある所へ行ってきました。
寛ちゃんが亡くなった場所。。。
生後7日目から、ずっとお世話になった病院。
寛ちゃんの通ってた小児病院は、他市に統合転院になるので、2月末で閉院します。
最後に病院に行ったのは、死亡原因解明の為の検査の結果を聞きに行った11月半ばです。
解剖は、私とパパの意思でしませんでしたが(生まれてからたくさんたくさん治療を頑張ったから、もう痛い思いはさせたくなかったので。)、血液検査や、遺伝子検査などをしていました。
病院には、生後7日目~生後5ヶ月半まで、その後も入退院を繰り返し、通院は月に何度も。。。(週3日とかもあったなぁ。)
救急外来にも何度も駆け込んで、毎日点滴をする為に通ったりもしたっけな。。。
寛ちゃんのベビーカーがピンクで目立ったのもあって、たくさんの看護師さんが寛ちゃんの事を覚えてくださって、カワイイカワイイと可愛がってくださいました。
新生児科(退院後のフォローアップ:育児外来)・血液内科・内分泌代謝科には頻繁に通い、泌尿器科・耳鼻科・整形外科・外科・遺伝科・総合診療科(救急外来)のお世話にもなり、ママの心のケアで心理相談室にも定期的に通っていました。
寛ちゃんの病気がNICU&GCU退院後に、いろいろ新しい問題が発生し、あまりにものたくさんの疾患を持っていたので、きっとOO症候群って診断名がつくだろうけど、見つからない、って状態で、OO症候群に似てるけど、OO症候群とはここが違う、とか。
そんなんで、いろいろな科のたくさんの先生がチームになって、診てくれていたので、多くの先生が寛ちゃんの事を知ってくれていました。
そして、廊下で会うと、大きくなった事を喜んでくれたり、最近の体調を聞いてくれたりと、先生方からもすごく可愛がって頂いていました。
この病院でよかった!!今まで何度もそう思いました。
寛ちゃんの最期も、信頼出来る先生が、必死になって命を助けようとしてくださって、病棟の看護師さんが、大きな声で寛ちゃんが戻ってくるように声を何度もかけてくださっていて、医療・看護の中に大きな愛が感じられ、その中でお空に行ったから、死んじゃったのは悲しいけど、でもきっと幸せだったと思います。
お世話になった病院がもうすぐ、なくなる…
そう思うと、最後に一度行って、寛ちゃんの亡くなった病棟の前で手を合わせたい、って思っていました。(もう転院の為、その病棟は閉鎖されています。)
でも、一人で行く勇気もなく…行動を起こせずにいました。
すると、仲良しのお友達が木曜日に外来に行くと聞いて、思い切って、一緒に外来に付き添っていい??と聞きました。
寛ちゃんの事をすごく可愛がってくれて、亡くなった後も、私の心のケアをしてくれてる友達、このママが一緒なら、きっと大丈夫!!と思いました。
もし泣いてしまっても、理解してくれるだろうし、気持ちのままにいられると思ったから。
とは言え、行く!!と決めてから、正直、すっごく不安で、気持ちが日によって変わって…
行きたいけど、やっぱり無理かも…って思ったりもしました。
何でも話せる友達なので、その思いも伝え、朝の気分によって決めよう、って思いました。
朝、なんとなく大丈夫な感じ。。。
行き道で、寛ちゃんと通院した日々、最後に連れて行った時を思って泣いてしまうかも…って思ったけど、大丈夫でした。
通いなれた道を車で走り、なんだか不思議と寛ちゃんと再び通院してる気分でした。
病院に到着し、お友達が診察中だったので、一人で待っていると、ある先生をお見かけしました。
寛ちゃんの心臓が止まって、必死に心臓マッサージをしてくれた先生でした。
心臓マッサージをされてる姿は、私にとってはすごくショックな光景で、今でも時々フラッシュバックしてしまって、涙がこぼれますが、先生が必死になって救おうをしてくださったあの姿は忘れてはいけないと思っています。
その後、亡くなったその日の、救急外来での夜間の当直医師で、寛ちゃんの最後の担当になった先生ともすれ違いました。
どちらの先生とも、お忙しい朝の時間だったので、声をかける事は出来ませんでしたが、心でたくさんお礼を伝えました。
その後、お友達と会って、寛ちゃんの在宅看護の事で、いろいろお世話になった看護師さんに会いに行きました。
大好きな看護師さんに、頑張って前に進んでいる姿を見せる事が出来てよかったです。
それから、心理相談の先生にも会いに行きましたが、残念ながら不在でした。。。
また改めて手紙でも出そうと思います。
その後、NICU&GCUの看護師さんに会いに行きました。
もう転院前なので、知ってる看護師さんは一人しかいませんでしたが、担当看護師さんではなかったけど、寛ちゃんの事をすごく可愛がってくださってた看護師さんだったので、たくさんお話出来て、嬉しかったです。
その後、寛ちゃんの亡くなった病棟に行きました。
もう閉鎖されているから、中は暗くて、もうベッドなどもなくガランとしていましたが、たまたま看護師さんが通ったので、少し中に入らせてもらい、寛ちゃんが空へ還って行ったその場所で手を合わせてきました。
閉院前の病院に行けてよかった。。。
一緒に付き合ってくれた友達に感謝です。
きっと一人じゃ無理だったし、もし行かなかったら一生後悔してたかもしれないです。
ありがとうね!!
お昼からは、我が家で久しぶりにランチして(マックだけど…)、お茶して、たっくさんお喋りしました♪
病院では全然涙は出なかったけど、この日記を書きながら、結構号泣しちゃいました。。。
(亡くなった日の事とか鮮明に思い出しちゃったからかな。)
今日の一日、病院へ行って手を合わせた事は、前に進む一歩のきっかけになった気がします。
行けてよかったです!!
たくさんの天使ママが頑張っています!