泥より出でて泥に染まらず

人生を引き寄せ、好転させるには?自身が何十年も苦しみ抜いた経験と、様々な文献から日々考察していきたいと思います。

【12】自己肯定感を下げるもの⑤ 不幸のフリ その2

2023-04-10 08:35:00 | 引き寄せ

こんにちはニコニコ


本日も日常にひそむ不幸のタネについてです。


今回は他人と関わることで始めてしまう「不幸のフリ」について考察します。



その 自分が幸せそうにしていると他人から妬まれると思っている



自分が幸せそうにしていると他人から妬まれるのではないかと不安になってしまう。ならばたとえ幸せでも、表面上は不幸な顔をしていなければいけないと思ってしまうというパターンです。


本当に妬み嫌がらせをする人がいるかもしれませんが、あなたの波動が高ければそんな人は自然とどこかへ行ってしまいます。そもそもこのような人は、あなたが幸せだろうが不幸だろうが関係なく嫌がらせしてきますので、いちいち取り合わないか、離れるのがいいでしょう。波動を高めるためにも不幸のフリをするのはやめましょう。



その② 不幸そうにしてた方が人生深そうに見えると思っている


幸せそうな顔をしていると「人生、苦労したことないでしょ」と言ってくる人がいます。人間誰しもそれぞれ悩みがあり、それなりに苦労しているわけですが、幸せそうな顔をしているだけでそんなことを言われることがあるかもしれません。


完全にそれを言ってくる人に問題があるのですが、これを真に受けて、不幸のフリをしていた方がより苦労してきたように見えるかもと思ってしまい、不幸そうな顔をして、苦労自慢したりする。やがて本当に気持ちまで不幸な気分になり、本当に不幸を引き寄せます。


「苦労したことないでしょ?」と聞いてくるのは自分の苦労話を聞いてほしいということなので、「ご苦労されてきたんですね」などと言ってさっさと吐き出させてしまいましょう。ただし、話を聴いていても同調(同情)しないよう注意が必要です。




その③ 謙虚過剰


謙虚な姿勢を示すために必要以上に自分を下に下に下げてしまう。その材料として、先ほども出てきた不幸や苦労自慢、失敗談などを展開していかに小さい人間なのか、あなたより下ですよとアピールする。「いやー、私なんか」「私ってダメなんですよー!」などと言って相手をおだてる材料とします。


相手の気分は最高になるでしょうが、ピエロとなったあなた自身にとっては、さらなる不幸を呼び込む上に、自己肯定感も下がり、相手にも下に見られるという最悪のコミュニケーション方法と言えるでしょう。


その場のコミュニケーションの一つかもしれませんが、自身をおとしめて不幸を呼ぶだけなので、冗談でもやめた方がいいでしょう。


年上だろうが年下だろうが関係ありません。人間と人間なのですからお互いに敬意を持って、自分をおとしめず堂々と接しましょう。



その④ 同調圧力


自分は特に不幸だと思っていないのに、家族や職場など周りの人たちが不幸そうにしていると自分もそのように合わせなければならないと思ってしまう、もしくは引きづられる状況です。


周りが悪口や愚痴ばかり言っている、不幸自慢大会を開催している集まりに居合わせてしまうと、とても私は幸せだとは言えないでしょう。「そうですよね〜」と相槌を打ちつつ、隙あらばおいとますることが大切です。


また所属するコミュニティが不幸愛好家の集まりで、同調圧力がどうしようもない場合は、そのコミュニティから離れることも検討すべきです。


家族の場合は離れることが難しいので、とにかく自分だけは気分を悪くしないようにします。そのために、家族全体に対して感謝の気持ちを示します。この時に注意したいのは「感謝してやってる」とか「何で私からありがとうって言わなきゃいけないの」という悪い気持ちを一切持たないことです。


相手のリアクションは気にせず、ただただ見返りを求めず、感謝を言葉にしていく。口ではいい出せない状況であれば、チャットや手紙でもいいでしょう。すると自分の心もイライラしないどころか、いつの日か家族から「ありがとう」と返されるようになり、家族全体の波動が良くなります。次第にお互いを尊重できる関係となるでしょう。



いかがでしたでしょうか。いずれも他者が関わるので、なかなかうまくいかない場面も多いかもしれません。しかし、自分だけは不幸な気持ちを持たないよう意識するだけで、悪口大会の中にいても波動を維持することができるでしょう。また時間がかかっても、周りの波動を変えることができるかもしれません。



 まとめ


現代社会において、自己肯定感は下がる方が普通と言えるでしょう。その中で成功体験があれば自分に自信を持てる人もいるかもしれませんが、それでも意識しなければ自己肯定感が下がる環境がそこかしこに潜んでいます。


常に下がる危険があると思いながら、自身の心のケアとコントロールをしていきたいものです。毎日欠かさず、感謝日記で常に自分の成長を喜ぶ、その機会があったことに感謝する。それを続けていけば、自己肯定感はニュートラルへ、次第にプラスになることでしょう。

※感謝日記については前の記事を参照いただくか、下記リンクのmasa氏の感謝ノートをご参考ください


次回は他者に認められたい気持ち「承認欲求」について考えてみたいと思います。


ここまで読んで頂き、誠にありがとうございますニコニコ