こんにちは
前回は「五戒」を言わないようにするため、湧き上がったネガティブな感情と対話するイメージで、なだめてあげようというお話でした。
頑固な感情もある言葉で納得してくれるかもしれません。
以下の例で見てみましょう。
あなたは明日会社のプレゼンで発表しなければならないとします。資料は準備したがこれでうまくいくかどうか不安にかられています
感情「どうしよう。こんな資料で大丈夫かな…」
私「大丈夫だよ。しっかり作りこんだじゃない」
感情「いやいや、情報量多すぎかも。いや、そもそもうまく説明できるかどうか…」
私「きっとうまくいくさ」
感情「いや、不安だ。これで失敗したら終わりだ」
私「ここまできたら腹くくるしかない!なるようになる!なんとかなるさ」
感情「なんとかなるって…わかったよ。まぁやるしかないか」
このように問題や不安なことがが起きても「何とかなる」「なるようになる」と言ってあげると、ネガティブな感情が諦めてくれるはずです。
「なんとかなる」については、斎藤一人さんの著書で書かれているのでご参考ください。
このようにネガティブな感情を一旦受け入れ、和解すれば、ネガティブな言葉を口にすることもなく、不快な気分を引きずらずに済みます。
逆にネガティブな感情を残したままにしておくと、イライラした原因とは全く関係ないところで、負の波動を出し始めます。つまり、不快な気分でいること自体にイライラするのです。
したがって、ネガティブな感情を察知したらすぐに対処すべきです。逆に言えば、ネガティブな感情は、あなたが何か間違った方向へ向かっている、間違った考え方をしている、危険が迫っている、改善すべき点がある、乗り越えることで更に成長できるということを教えてくれているアラート機能なのです。
いち早くその原因に気づき、修正をすることで、危険を回避できます。むしろ、ネガティブな感情と対話することで気持ちを整理させたり、状況を冷静に分析する、決心を固めるなどの効果が期待できます。
ネガティブな感情は決してあなたにとってマイナスではなく、人生を好転させるきっかけを与えるシグナルです。
ところが、ネガティブな感情を無視し続けたり、その感情に対して何も対処しないまま流していると、そこに待っているのは地獄ともいうべき不幸です。
うまく付き合うことができれば、これほど頼もしい相棒はいないかもしれません。
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます