泥より出でて泥に染まらず

人生を引き寄せ、好転させるには?自身が何十年も苦しみ抜いた経験と、様々な文献から日々考察していきたいと思います。

【104】ホ・オポノポノ ー 潜在意識に蓄積された記憶をクリーニングする

2023-07-11 07:50:00 | 引き寄せ
ご訪問頂き誠にありがとうございます。
 
本日は久しぶりに以下テキストを引っ張り出してみたいと思います。
 
 



 
 
引き寄せの法則やスピリチュアル、禅といった心の勉強をされている方であれば「ホ・オポノポノ」はご存知かと思います。

4つの言葉を無心で唱えるだけというものですが、私には過去引っ掛かっているものがありました。

そんなことも忘れて、久しぶりに書棚から引っ張り出してきたところ、あの頃とは違った印象を受けましたので改めてまとめてみました。
 
 
 
 
ホ・オポノポノとは
 

ハワイに古来から伝わる問題解決の方法です。解決方法を外側に見出すのではなく、自分の内面の力で解決しようとする考え方です。

人が直面する問題は全て潜在意識の中にある記憶が原因です。インナーチャイルドともいうべき、幼少期の辛い記憶が目の前に再生させているというのです。

この記憶を消去(クリーニング)することで自分をゼロ状態に戻し、執着や思い込み、先入観や偏見から開放されて物事を正しく判断できるようになります。
このゼロ状態とは、ネガティブでもポジティブでもないニュートラルな状態ということです。
 
では、潜在意識に蓄積されたトラウマのような記憶をクリーニングするにはどのようにすればよいのでしょう。
 
 
 
 
 
4つの言葉を繰り返し言い続ける
 
いつでもどこでも何も考えず、次の言葉を言うだけです。
 
 





 
 
特に自分の感情がネガティブな方向へ傾いている時、何かトラブルに直面してとても平静ではいられない時、これをひたすら唱えるだけでよいそうです。

ちなみにこれは心の中で言ってもOKです。
4つの言葉の意味を考える必要はなく、ただ無心にいい続ける事により、潜在意識に蓄積されたネガティブな記憶が消去されるそうです。
 
 
とはいえ、この本を買ったばかりの私は心の勉強をさほどしていませんでしたので、この4つの言葉のうち「ごめんなさい」「許して下さい」に対して非常に抵抗感を感じたのです。
 
「ありがとう」や「愛しています」は誰に対して?という疑問は湧きますが、波動の高い言葉であることはわかりますので一旦置いておきます。

しかし、なぜトラブルを目の前に「ごめんなさい」とまるで自分に責任があるかのように謝らなければならないのか。
まして「許して下さい」などとどこまで自分を卑下するんだ、と当時は全く受け入れられませんでした。
今思えば、自己肯定感は低い割にプライドだけは高いという自己矛盾を抱えた状態ですね。
 
 
さて、なぜ「ごめんなさい」なのか。ホ・オポノポノを実践する上で、考える必要はないと書かれていますが、私はやはりそこがずっと疑問に思っていました。

納得の行く答えがほしいと思い再度読み直したところ、ちゃんと書いてありました。
 
「まるで自分に責任があるかのように謝る」ということがまさにポイントです。
つまり、「この目の前のトラブルは一体自分のどの記憶が引き起こしているのだろうか」と考えるのです。
 
例えば私の椎間板ヘルニアであれば、「どの記憶がこういった症状を引き起こしてしまったのだろうか」ということです。

普通に考えれば仕事や育児のストレスで精神的に不安定になっていたところで仕事が忙しく、それに心身が持たなかったと考えます。
つまり、「外的ストレスが原因で私はこうなったんだ」と外側へ原因を持っていくでしょう。そうなると湧いてくるのは怒りや悲しみといった被害者意識となります。

「真面目にがんばっているのに何でこんな目に遭わなければいけないんだ!」
このように考えてしまえば憎悪は激しさを増すばかりで歯止めが効かなくなります。
 
そこで、原因を自分の中に求めます。
何でもトラブルやネガティブなことを外側に向けるからいつでも被害者となり、他人のせいにするクセが抜けない。

そうではなく「自分の幼少のどの記憶がこれを顕在化させているのだろう」と考えた時、「こうなってしまったのは自分の責任だ。ごめんなさい」となります。
 
 
 
「許して下さい」

これはどうでしょう。これは今、「自分が悪いことをしたから許して!」と言っているのではありません。

過去気が付かないうちに誰かを傷つけた、謝るべき時に謝ることをしなかった記憶に対しての言葉です。

また、輪廻転生を繰り返す中で、過去世で因果を持ってしまった魂の記憶(例えば人を殺めてしまった、裏切ってしまったなどのいわゆる『カルマ』)に対してもカバーしているのだそうです。
 
 
 
これらの4つの言葉はいずれも「自分の記憶に対して」言っているのだということです。

従って気持ちとしては以下にようになります。

 
「記憶さん、目の前の現象を顕在化させて成長を促してくれてありがとう!」
 
「記憶さん、目の前のトラブルは自分のせいだったんだね。ごめんなさい。許して下さい」
 
「記憶さん、そんな自分を感情も引っくるめて全部愛しています」
 

 
ちなみに筆者は「愛しています」は他の4つの言葉を包括しているので、これだけでも効果があると言っています。

とにかく習慣的に潜在意識に刷り込むように、常にクリーニングすることが重要で、終わりはないのだそうです。

ネガティブになった時にそれに気づいて、意識的に4つの言葉でニュートラルへ戻していく。
 
マインドフルネスの「今ここに集中する」こと、引き寄せの法則の「良い気分でいること」がここでつながるような気がしています。

「ありがとう」を唱え続けるについては小林正観さんもおっしゃっていることですね。









全ては言い方や見方が違うだけで本質は同じところを示していることがよくわかりますね。
 
 
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