北の大地とYAMAHAセロー

札幌在住です。北海道や日常のことを、のんびりアップしています。

北海道「(有名)じゃない方」のすすめ2

2025年02月24日 | 日記
 北海道も京都などと同様、オーバーツーリズムがかなり深刻な状況です。
 何気ない所に「おっ!」と思う場所があるのが旅の良いところ、もしもパックのツアーでなければ、ちょっと足を伸ばして地元の博物館や資料館を訪れるのはどうでしょうか。

その1「江別市郷土資料館」
 料金は高校生以上200円。財布に優しいです。


江別市で出土した縄文時代からの土器が、びっくりするくらい間近で見られます。これらはガラスケースなどに入っていません。煮炊きに使ったらしい生活感あふれる土器を見ると、「ああ、先祖たちはこうやって生きていたんだなあ」としみじみ感じます。

「たいま」とは読みません。「おおあさ」という江別市内の地名です。


出土品の姿形や、その意味合いに思いをはせるのも面白いです。




明治以降の歴史から学びます。



幻の木製戦闘機キ106の資料。
終戦間際、木製戦闘機とは…。

その2 「三笠市立博物館」 
 札幌市から江別市・岩見沢市を経由して三笠市までは、それほど遠くはありません。特に国道12号線の江別市郊外から三笠市までは、快走できます(速度注意)。三笠市内で12号線から右に入りしばらく行くと、三笠市立博物館が現れます。

 一般(高校生以上)450円、小・中学生150円、小学生未満無料です。 
 皆さん「アンモナイト」化石の大きさ、イメージありますか?
 ここ三笠や近隣ではこんなサイズのアンモナイトの化石が出ています。
 すごい!
 ちなみに私は身長180cm、体重80kg(体重はどうでもいいか)。その私が小さく見えるこのスーパービッグサイズ!
 後ろは鏡張りではありません。後ろにも巨大アンモナイトの化石が並んでいるのです。
 30年位前、北海道の三笠など化石が沢山出る地区では、よく玄関や床の間に大きいアンモナイトが置かれていて、びっくりしました。


食べたらどんな味がしたのかな


その他の化石も色々あって飽きません。

でかっ


展示を見て歩いていると、何かの影が床に映ってきて、見上げたらこれがゆーっくりと天井を移動していました。何人もの小さい男の子が喜んでました。

 それでは次回は景色が良くて、「あまり」観光客の多くない所を紹介したいと思います😀