お盆も終わり、お墓に上げた花を片付けようと、墓地に行ったらビックリ?お墓にテープがベタベタ。
どこかの悪ガキのいたずらか?
否、そのテープの張り方には、あるパターンがある。ただの悪ガキはそんなことは出来ない。で、そのパターンとは、無縁系の墓にテープを張っているのである。無縁系の墓石を処分し、新しい墓を分譲するつもりなのか?何を考えているのか?どこかの住職と思い込んでいる人の仕業なのか?
よくわからない。
いずれ、美的感覚、美的センスのないこと甚だしい。他にやりようもあるのだろうに……。
なんと!馬鹿なことを。これでは悪ガキのいたずらと云われても致し方がない。
墓石には、法名や天保○年と刻字されている。それはその地下に、遺体や骨を埋葬した痕跡でもある。もっと寛く云えば、人々がその近くで生きていた痕跡でもある。これは大げさな話なのか……?
夫々の墓には、夫々の物語がある。そして、その物語を素直に聞く、それが残された生者の死者に対する、礼儀でもあり、生者の死者に対する責任でもある。
墓石にテープを貼ると云う様な行為は、大人のすることではないし、死者に対する冒涜でもある。
ごめんなさい!死者の方々。決して化けて出ないで下さい。
生者はどこか後ろめたさを抱えて生きているのです。
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