12月23日から大阪から兄夫婦が帰省していて
、
陣痛に備え実家に里帰りしていた私とみきさん。
母から、「ミキの遊び相手がいる今、産んで欲しい」と猛烈にプレッシャーを受ける。。
12月24日、旦那も合流し、皆でランチ
&クリスマスディナーの買い出しにアルパークヘ。
昼食後、それまでみぞおちが苦しいくらい痛かったのに、食後、みぞおちが苦しく無いことに気付く。
子宮が下がったことがハッキリ分かった
夜
鳥さん一羽買い、お腹にピラフを詰め詰め。
北欧展で買っていたニシンのマリネや生ハムなどとワインで
兄夫婦、ミキファミリー、母とで盛大にクリスマスパーティー
クリスマスケーキはみきが喜ぶだろうと、旦那さんがサーティーワンのアイスケーキを
買ってきていたのに、みきさんはアイスよりも上の砂糖菓子をガジガジ囓って大喜び
私は調子に乗り、ケーキを二人分食べてしまい、25日は検診の予約が入っていたのに、
お風呂前に体重計に乗ると、自分の予想以上に体重が増えていた
ピーンチ
お腹に『明日の朝までに出ておいでー、検診で怒られちゃうよ~~
』
と必死に語りかける。。
夜中。午前一時半頃、恥骨のあたりの鈍い痛みで目が覚める。
お腹に手を当てると、それまで左の下腹に触れていた赤ちゃんの頭が触れなかったので、
直感的に、これは前駆陣痛ではなく、本陣痛だと感じる
間隔を図るとすでに八分間隔くらい。
病院の方針で、陣痛が始まったら破水してない限り、入浴をして、体を温めて
陣痛の痛みを和らげて下さいとの事だったので、深夜だけど、残り湯に足し湯をして
入浴を試みるも、実家はオール電化で夜中にまとめてお湯を沸かすんだけど、
大人数が泊まっていたのでお湯が底をついていたみたいで、お水しか出ず
ぬるーいお湯に浸かる羽目に。。(コレが良くなかった・・)
そうこうしている間に間隔がすでに五分を切っているような感じに
ぬるいお風呂に浸かったせいで、脱衣所はヒーターで暖めていたけど、
震えが止まらず、一分くらい持続するような陣痛にフリーズしながら着替えをし、
最初に陣痛感じて一時間待って病院に電話しようとしたけど、
2時20分頃には三分間隔くらいになって、痛みも我慢できないくらいになり、
病院に電話。すぐに来て下さいとの事で、母に頼んで連れて行ってもらうことに。
旦那はワイン飲み過ぎで運転禁止
未來さんのときが陣痛から12時間経っても子宮口が6センチから開かず
微弱陣痛と診断され、時間かかったので、旦那さんも私も、そんなに早く陣痛がススムと
思っていなかった
病院に着くと、すでに子宮口6センチ。すでに経産婦さん二人が病院で陣痛中だったけど、
その二人を通り越して私が陣痛室に入り、すでにベビーの心臓の位置は恥骨あたりまで下りているとのこと。
寒さからか、緊張からか、あまりに早いペースで進む陣痛に心がついていってないのか、
ずっと手足の震えが止まらず。。
入院して20分も経たないうちに、
分娩監視装置の針が振り切れ、第一子の時は陣痛室では「いきんではダメ!!」
と言われていたのに、まだいきみたい感覚まで来ていなかったのに、後に妊婦さんが二人陣痛中なので、
助産師さんから「いきんで、早く破水させて!そうするとお産の進みも早いから」と言われ、
よく分からないままいきんでみる。。
すると、もう??という早さで分娩台に上がり、(後で聞くと、次の妊婦さんが陣痛室に入るために早く
分娩室に行かされたらしい)
いきみたい感覚が分からないままうーん、うーん、といきんでみる。。
なんだか分娩台の倒し方がイマイチで握り棒も届かない位置にあるし、足の踏み台も届かず、
「足が踏ん張れません
」と言うと、
「どこに足を置いてもいいわよ、自分の太ももを抱えるようにもってもいいし」
とのこと。。なんだか姿勢が難しかった。。
そのうち、全開になり、本当のいきみがきて、ミキの時は正直痛みをあんまり感じなかったけど、
今回は大きいからか、痛くて、目の前でイルカが泳いでいる画像が映し出されているけど、
全く意味ナシ。。そして、ミキさんを生んだ病院は、けっこう立ち会っている人から見えないように覆いがあったのに、
今回はさらけ出し。。でもあまりの痛さに羞恥心なんかどうでもよかった。。
会陰切開を医師と助産師さんが「切ったほうが傷がキレイかねえ」と相談している間、
心の中では「切って~~、切って~~、切らないと出ないよ~~」と叫んでいた
助産師さんに「長めにいきんでね、コレで最後にするよ
」と言われ、
目をつぶって頑張って長めにいきむと、ダンナさんが
「出るよ
」と言い、
目を開けると、モロに私の足の間からずうるずる~~と赤ちゃんが産まれるところが見え、
おぉ~~~~
という感じ。。
まきさんは12月25日、午前4時53分、3250gで元気に産声をあげ、生まれてきました。
ここの産婦人科はまだ胎盤が出る前にへそのをが付いた状態で、抱っこさせてくれます
そして、臍の緒はダンナさんが切りました。
しかし、コレが良くなかったのか、素人にさせるのは刺激が強すぎたのか、
あまりに出産がオープンだったためか、この後、まさかのダンナさん貧血を起こして座り込み
私のほうは、ミキさんを出産した時より、感動が大きく達成感がありました
実はまきさんを取り上げてくれた助産師さんは、私が今働いている病院の元病棟婦長さん。
世界一周旅行に行かれるために退職された後に助産師さんの資格を持っていたことを知り、
(そういえば、ミキさんを妊娠中、病棟に行くと、色々気遣ってくださってたなぁ。)
同僚から、現在は私がかかっている産婦人科で勤務されていると聞き、お会いできたらいいなぁ・・と思っていると
非常勤なのでお手伝い程度に時々夜勤に来られているらしいのだけど、偶然にもこの日は出勤日で、
今回の出産、最初から最後まで付き添ってくださいました
この助産師さんも、私のカルテを事前に見て、来院してすぐに声をかけて下さいました。
本当にご縁ってすごいなぁ。
元旦に乳腺炎を起こし、マッサージしてくれたのも、この助産師さんでした。
産後2時間分娩台で過ごす間、色々お話で盛り上がりました
今回の出産は目が覚めてから約3時間半。
が、早ければ楽ってコトじゃないことが分かった
オマケ
12月25日、この日は結局5人の赤ちゃんが産まれました。