ドラクル

今日はシアター・コクーンで上演中の
「ドラクル」を観に行ってきました！

客席は満席で、立ち見も出ていました
多彩な出演者の方々の演技を、更に際立たせるような
舞台装置と照明効果で、開演した直後から
別世界にグッと引き込まれてしまいました
客席から一枚向こうは異次元。
地獄の底まで落ちているのではないかと思えるような空間で
繰り広げられるお芝居に、底知れぬ奥行きと
現実とは全く違う空気感があって私は好きでした

舞台には万有引力とはまた違う、
横に引き寄せられる力が存在するのではないかと
時おり思うことがあります。
その力に観客は吸い寄せられ、舞台の世界に引き込まれる。
そんな客席からの力を生身の体で受けとめ、
立っている事が出来るようになるのが第一歩だけれども、
更にそれを投げ返せるくらいの演技やオーラというものが
舞台に立つ人間には必要だと痛感いたしました。
そんな刺激を受け、
私も１１月の舞台ではそんな引力も感じられるような
柔軟な心で舞台に立ち、表現できればと思いました