今日から新しい月、5月が始まりました

ゴールデンウイークの真っ只中、いかがお過ごしですか?
私は7日に収録

するラジオドラマの台本を読んだり、
昨日

などは、近くの公園に読みたかった本

を持って出掛け、
日陰のベンチに陣取り・・・と
比較的のーんびりと自分の時間を楽しんで過ごしています
今日は、書き込みも頂いていた芸名のお話をしたいと思います。
宝塚音楽学校2年目、本科生の後半になると、
そろそろ芸名を考え、歌劇団に提出、承諾が出るとその芸名が初めて、
卒業公演「文化祭」のパンフレットに載せられます。
私たちの時代には、一枚の用紙に第1希望と第2希望、
二つの名前を書く欄が有りましたけれど、今はどうでしょうか。
そうそう、テーブルの上に、姓名判断や字画数の本や辞書を並べて、
ねじり鉢巻状態の母の隣で、
私はといえば「さようなら安奈淳」という写真集を見ておりました。
父が帰ってきて、「彗星の彗っていう漢字なんかどうかな?
夢があって珍しいだろ」なんて、アドバイスもしてくれたなぁ・・・
色んな漢字を組み合わせてみるのですが、これが結構大変で、
考えれば考えるほど、奇妙な「これ、何の名前?」っていう感じになって、
「あんまり読みにくいのもねぇ」「こんな芸名、前にあったんじゃ?」
「字画数が良くない」とか・・・
もう頭の中がウニのようになってきておりました。
その時私の見ていた写真が、安奈さんの麗しい写真、
その日本物のショーの題名から
私

「麗美 優(れいびゆう)は?」
母

「美しすぎる!名前負けする!写真集ばかり見てないで真剣に考えなさい。自分の芸名なんだから、自分らしい名前・・・あっ
7月3日生まれだから、文月みつか(ふみづきみつか)は?」
私

「ちょっとぉ、それじゃ、あまりにも安易過ぎない?」
等と延々続き、疲れ果てた私の目に一枚の写真が飛び込んできました。
安奈さんのファンになる以前の作品で舞台は観ていないのですが、
なんとも可愛くて中世的な妖精に扮した安奈淳さん

私

「この写真好きだなぁ。『愛のコンチェルト』の
こだまっていう役なんだ・・・
ん?愛こだま・・漢字1文字でひらがな3文字の人が多いから・・
ひっくり返したらインパクトあるかなぁ・・・愛・・こだま・・愛・・こだま愛

うーん、なんだかすぅっと自分に入ってくる感じがする

」
母

「こだまちゃん?うん。背伸びしないであなたらしい感じでいいね」
私

「うん!いい!もう自分の名前っていう気がする!決まりぃ

」
というわけで、第1希望の欄に「こだま 愛」
第2希望は空欄で劇団に提出。
無事に承諾されて、こだま 愛が誕生いたしました。
ですから私の名前は、「児玉」でも「小玉」でもなく
「こだま」ということになります。どうぞ宜しく