こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

発達相談1日目

2020-09-19 | 3歳児検診から

3歳児検診で、発達相談を受けることを強く促され、予約を入れようと電話をすると2日間、あいだを開けて予約を取らないといけなかった。確か2週間位あいたような。

1日目は、保護者への聞き取りとこどもの発達検査。

2日目はその検査の結果報告とその報告書を元にドクターとの面談。

検査は、どちらも近所の福祉センターで。

1日目、15畳くらいの広さの部屋に通され大人は3人くらいいた。

1人はこどもの発達検査をする専門員。

もう1人は私と面談する専門員。

もう1人はどちらにもついたりする専門員?

私はこどもの発達状況について細かく聞かれるので、こういう所があります、そういうこともします、と話していく。

その時は私も知識がなくて分からなかったけど、部屋の入口の引き戸を何度も開けたり閉めたりしてたこと、公園に行っても公衆電話があれば、遊具ではなくその電話ボックスの折り戸をひたすら開けたり閉めたりを繰り返していた事、今思えばこれらは発達障がいの特徴的行動だったんだなー。

専門員の方はそういう反応はせず、「扉の開け閉めがお好きなんですねー^^」と言うだけなので、私も「そうなんです^^不思議ですよねー。」くらいに答えていたと思う。

子供と言えば、初めての検査で同じ部屋にいるのに別々に聞き取りされていることに違和感を感じるのか終始落ち着かなく、私の横にぴったりくっつきたがり、検査するまでも大変だったような気がする。

受けた検査は新版K式発達検査。

出てきた用紙には、この新版K式での発達指数と、遠城寺式の該当年齢。

当時の年齢3歳2ヶ月で、総合の発達指数2歳4ヶ月。

運動、行動系より、言葉、コミュニケーション系の年齢が特に低かった。

一年近く遅れてますね…と言われた。


分かってたけど、こうやって数字で出されると少なからずショックよね。初めてだし。

やっぱりって思ったけど、まさか、とも思った。複雑だったなぁ。本当に。

しばらくぼーっとしちゃって何も考えられませんでした。


次回は、その後受けたドクターとの面談編。


3歳児検診でカウンセラーに相談

2020-09-09 | 3歳児検診から

3歳児検診のオプション、気になる方のみの専門家のカウンセラーと相談できる部屋で待機することにした。

こどもをプラレールで遊ばせながら、数十分待ってカウンセラーさんから声がかかり、部屋の隅の机に向かって話し合い。

あれからもう3年半も経つのか。…まだ3年半か。

少し時間が経っているので、細かいことまでは覚えていませんが覚えている限りのことを書きます。

あまり目も合わせずに、作り笑いもせず、話を聞くその姿は私のイメージする、とにかく警戒心を持たれないように常に笑顔のカウンセラーではなく、事務作業を真剣な表情でバリバリこなすような女性で、ちょっと面食らったけど、うんうんと真剣に話を聞いてくれた。

…そして途中から更に真剣な顔つきで真剣に発達検査を促された。

私「一応、言葉が全くでないわけではなくて、これなあに?と聞くと、これなに?と返してくれる。」

カ「オウム返しは一般的な話し始めにもある事ですが、そればかりなのは会話とは違います。言われたことを頭で咀嚼して何を返すか考えると言う作業が全く行われずただ聞いたことを返すだけですから。。」

私「こどもは引き戸を開けたり閉めたりして遊ぶのが好きです。」

カ「扉の開け閉めなど繰り返し行動が強頻繁なお子さんは自閉傾向がある可能性があります。」

他にもいろいろこどもの姿を説明しつつ、弁明みたいな感じになっていたけど、全部カウンセラーさんにはじき返された。

・・・何よ!こどもが発達障がいだって決めつけたような言い方して。と正直思いました。

産まれてからそれまでに、あれ??と思ったことは正直数知れずありますよ。

不思議なことに、私には子供に関して何らかの試練があるのではないかと出産前から感じていたのも事実ですよ。

でも現実として目の前に突き付けられると、全然受け入れられなかった。

でもカウンセラーさんの話はどんどん進んでいき、減らしたい声かけと増やしたい声かけなど書いて渡してくれたりした。

でもちょっと待ってその紙、発達相談の案内のプリントの裏じゃないの!!

しかもとても強い口調で「ここの発達相談の近い場所どこでもいいですから早めに電話をして、予約を取ってください。」

さらに「そして予約が取れたら私宛に一報ください。」とまで言われて名前まで渡された。

えー、もう逃げられないじゃないの。。ちょっとゆっくり考えたかったのに。(←時間が経ってまいっか。と思えるようになるのを待ちたかったのに。って感じ)

なので、そんな自分を知ってかすぐ取りましたよ。検診会場を出てすぐ。電話口で声、震えましたさ。

私は泣いてしまいそうだったから。

これから来る現実が恐くて。真実を知るのが恐くて。

これからわたしたち、どうなっちゃうの?って。

でももしこのカウンセラーさんが言葉を濁していたら…、私を安心させるために楽観的な事を言っていたら…、私は発達相談を受けていなかったでしょう。

「もし心配ならこんなのもありますよ。」くらいの強さで発達相談を勧められていたら、その生ぬるい温度に甘えて逃げていたと思う。

だから今があるのはこの強めのカウンセラーさんのおかげです。今となっては感謝です。

愛情あっての強さだったと痛感しております。

だからあの時のカウンセラーさんにお礼を言いたい。

「あの時はどうもありがとうございました。」と。

そしてあの時の私に言ってあげたい。

「良く電話したね。」と。

そして予約を取ったと連絡を入れた時のカウンセラーさんは、電話口ではそれはそれはとても優しい口調で

「良かったです、安心して行ってきてくださいね。」と言ってくれました。


3歳児検診

2020-08-26 | 3歳児検診から

3歳児検診の日。(2017年3月末)

今まで早生まれ(3月生まれ)であることを理由にして、同じ保育園のほかのお友達が出来ることがうちにはできない理由にしていた。

だけど、3歳児検診は月齢がほぼ同じ子供ばかりがそろっている。

他の子は何も問題もなくさっさと服を脱ぎ、指示された場所にじっと立ち、さっさと立ち去っていく。

うちは服すら脱がせてもらえなかった。みんなママと沢山おしゃべりしてるけど、うちはコミュニケーションすらままならない。

何か心配がある方だけ専門のカウンセラーと話が出来る。というので、うちはちょっと遅いだけ、ちょっと個性が強いだけ。

そうなんだけどそうだよね!って第三者からその背中を押ししてもらいたいからカウンセラーと話してみようと決めた。

そしてそこから全てが始まった。