こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

2分のおつかいに行きました。

2020-11-21 | 日記
こどもは、登下校も親と一緒だし、基本的に外で一人で行動することはほぼありません。

1ヶ月くらい前、私がスーパーで買い物してる間、入り口のベンチに座って待ってたことが何回かあったけど最近はそれもなくなったし。

それで、今日はおつかい。と言ってもごく簡単で安全なものをお願いしました。

それは、ここはマンションなのですが、エレベーターに一人で乗って1階まで下がり、入口まで行ってポストの横の宅配ボックスに我が家のノンタッチキーをかざし、荷物をとってくるというもの。
いつも外から帰ってくるときに荷物が届いてれば一緒にやっていた作業なので覚えているはず。

それでも、
「ママも一緒に行こう。」とか
「ママも付いてきて。」とか、
「ママと一緒じゃなきゃやだ。」だの言うので、とりあえずその時はそのままにし、2時間後くらいに再チャレンジ。

ちょっと嫌がってたけどそこまで嫌がらず出発してくれた。
エレベーターのところまで送っていき、中が見えるタイプのエレベーターなので真顔で下がっていくこどもをちょっとクスッとしつつ見送り、私はそのまま階段の踊り場から、1階の廊下をてくてく歩く姿を見守る。

小学1年生。そのくらい当たり前のことかもしれないけど、うちにとっては大イベント。

おー、歩いてる歩いてる

ただそれだけなのに感動。
ちょっとしたら、荷物を抱えてまた歩いてくる。

おー、抱えて歩いてる歩いてる

上がってくるこどもをエレベーターの前で待つか、玄関の中に入って待つか、悩んでうろうろしてる間にさっさと上がってきてしまい、結局エレベーターと家の間で鉢合わせてしまった。

でも思ったより大きな段ボールを持って帰ってきて、それを持って宅配ボックスの扉を閉めたり、エレベーターのボタンを押したり、結構大変だったんじゃないの?と思った。
しかもお供に小さな手のひらサイズの大好きなアヒルのぬいぐるみも持ってったのに(笑)

聞くと、そのぬいぐるみはポッケに入れたり、段ボールを床に置いたりして、色々考えて持ってきたんだ!とのこと
段ボールは床に置かないでほしかったけど、今回はまあよし!がんばったね!!助かった!!と沢山褒める。

終わってみれば、たった2分くらいだったし、セキュリティのあるマンション内の移動だけだったのにこんだけドキドキしちゃう私って全く。。と、自分を振り返る。

今はこんなにもママ、ママとまだ言ってくれるこどもだけど、いずれうぜーとか、くそばばあと言われたり、はたまた親離れして一人立ちしていくときが来たとき、私はどうなるんだろう。
その時にすんなり手を離して見守り体制に入っていけるよう心づもりしておかないとなぁ。。と思う。 

まだまだ早いのかもしれないけど、いざそのときになったら、「え?もう??」ってなりそうだから、こどもの負担にならないよう、そして私も寂しい思いをなるべくしないでいられるよう、頭の片隅に置いておこう。

今を一緒に過ごさせてもらってるけど、こどもにはこどもの人生があり、私には私の人生がある。頭だけでも分かっておきたい。


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2 コメント

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Unknown (Lei)
2020-11-22 09:22:59
分かります。それくらい当たり前でも、凄い事。でも、見方を変えたら、人より感動を多く感じられるって事だから。
ウチも、不登校になってから、1人で買い物も出来ない、一緒に行っても1人で支払い出来ない、人に会っても無愛想。
でも、少しずつ、会釈できた、ボソッと挨拶出来た、宅急便を受け取ってくれた、レジは1人で並べた、1人で買い物に行けた、、高校生だから、それこそ当たり前ですが、それでも嬉しかった。高校生息子と周りより長く一緒にいれると。最近は、息子も私と一緒は悲しくなってきてるみたいですが、、、。そろそろ、一緒に歩けなくなるかな、、それも成長、喜ばしい事。覚悟をきめて楽しみに待ちます。
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Unknown (kodomonosugata)
2020-11-22 12:36:23
Leiさんコメントどうもありがとうございます。
そうですね、本当に何気ないことに感動しちゃいますよね^^
息子さんの変化もとても嬉しいことですね!ひとつひとつの成長に毎回心の中でガッツポーズしちゃいますね。
これからの色々な成長も陰ながら応援してます!
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