こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

この時期になると・・・

2008-12-09 08:01:57 | Weblog
この時期になると、多分去年も同じ事を書いていたかも?

と思いますが、受験生のレッスンではいろいろ
考えさせられております。

いろんなご指導をされている方々は、きっと
同じような思いも、経験もされていると思いますが、
本当に生徒さんたちそれぞれの性格
育った環境
今の精神状態
により、同じように伝えてもなかなか伝わらなくて

うーーーーーん・・・・

中学1年位からレッスンを見ている生徒さんは
本当に小さいときから、少しずつ成長されて
歌のレッスンなので、声が出てくる、譜読みが出来てくる
表現が変わってくる、など技術面の上達は
もちろんですが、
背が高くなってくる
話し方がきちんとまとまってくる
少しずつ自分で予定なども把握してくる
など、生活面でも成長されてくるのが
とても楽しみです。

その生徒さんの性格で、注意の仕方や対応に
気をつけているつもりですが、
それに慣れて、甘えが出てくる生徒さんもいます。

気を許してくれる、相談してくるという部分は
とてもうれしいことなのですが、
それでもあくまで先生と生徒という立場を
わきまえるということは難しいのでしょうか・・・

注意したことをやらない、

「やってるけど、出来ません」

見ていると、やっていない・・・

次の生徒さんが来たから、

「歌を聴いてもらおうね」というと

「嫌です!」

レッスンで先生が普通に言う言葉だと思うのですが
簡単に否定して、先生という立場の人に言ってしまう・・・

もちろん、そういう兆候は1回のレッスンではなく
最近の態度に出ていたので、かなりお話もし
伝えてきたつもりだっただけに
こういう風にこの生徒さんを指導してしまったことに
私自身がショックで、大変がっかりしてしまいました。

受験生のレッスンでは、歌以外の部分
それこそ表情が暗いと、明るく見えるようにとか
口元が本人の癖でどうしても怒って見える場合
なども、しつこいほど指摘するのですが
それが納得できない生徒さんもいます。
自分では、やってるつもりなのですから・・・

でも、人から見てそう見えないとやってるとはいえない、
というのが舞台人、いえ表現者は皆そうだと思いますが。

こういった技術ではない部分
精神的な部分の指導が本当に難しく
昨日もうーーーん・・・と唸りながら?
帰ってまいりました。

私を指導してくださった先生方も
きっと私に対して、苦労してくださったんだと
思いますが、なかなか先生方のようになれない私です。

まだまだ、課題はタップリですが、
負けずに自分の夢の為にもがんばります
コメント (2)
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