めのう
今年の北海道の「旅」では大きいのやら小さいのやら、白っぽいのやら赤っぽいのやら、縞模様があるのやらキラキラ輝いているのやらいろんな種類の「めのう」にたくさん出会うことが出来ました。
そして一口に「めのう」って呼んでいるヤツはどうやら正確には「玉髄」というらしく、その「玉髄」にはいろんな種類、分類があることを知りました。
(このメノウは20㎝ぐらいあって結構お気に入りです、このオレンジが何ともいいです)
「めのう」-1
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その分類なんですが鉱物学的分類とか宝石的分類とか形状的分類とかいろんなアプローチの分類があるらしく、また地域や国によっても呼び方が違ってくる場合があるそうです。まぁ私はその分類とかにはあまり興味がなくて純粋に石そのものが好きなだけなんですが、でもちょっとだけ認識を高めておこうかなと思い私なりに整理してみました。
石英(Sio2 Quarts)の結晶 ⇒ 水 晶
石英(Sio2 Quarts)の微小な結晶の塊 ⇒ 玉 髄(カルセドニー)
石英(Sio2 Quarts)の非結晶質の粒の集まり ⇒ オパール(蛋白石)
玉 髄(カルセドニー)⇒白、青などの比較的色が一様なもの ⇒ ホワイトカルセドニー、ブルーカルセドニー等
⇒オレンジ・赤茶色の色が付いたもの ⇒ 紅玉髄(カーネリアン)
⇒並行の縞模様が入ったもの ⇒ オニキス ⇒ 縞模様が赤茶系のもの ⇒ サードオニキス
⇒色・模様が美しいもの ⇒ 瑪 瑙(めのう)【アゲート】
⇒酸化鉄等の混入により赤、茶、緑などの色が付いたもの ⇒ ジャスパー
あくまでも個人的に整理したもので学問的に正しいのかどうかは判りません。これでいくと下の写真の石は「めのう」ではなくカーネリアンということになるんでしょうか、何か面倒くさいですねぇ。
「めのう」-2
石探しをしていて大きくていい色、いい形の石に出会うことは滅多にありません、でもちっちゃくていい感じの石は結構見かけます。今年の北海道でもそんな小さな石ころたちに出会うことが出来ました。
これは3㎝ほどの欠片なんですが並行の縞模様っぽいのが見られますので上の分類で行くと「オニキス」なんですかねぇ、でも模様が美しいと感じられれば「アゲート(めのう)」って分類していいんでしょうか?
「めのう」-3
これも3㎝程の石ころなんですがこれは私が見ても間違いなく「アゲート(めのう)」と判断出来ますねぇ、はっきり縞模様が確認出来ます。
《瑪瑙(メノウ)の名前の由来は馬の脳みそに模様、形状が似ていることから来ているそうで、この縞模様を見ていると何となく判る気がします。》
「めのう」-4
これは少し大きめで10㎝ほどあります、同じく縞模様があるんですがこれは真ん中が水晶化してキラキラ輝いています(ちょっと写真では判りにくいですが)、これも「アゲート(めのう)」なんでしょうね。
「めのう」-5
反対側はこんな感じ、微妙に蛋白化している部分も見られます、真ん中を切断して断面を見てみたいですねぇ。
「めのう」-6
これも10cmほどありますかねぇ、めのうに挟まれて小さな水晶?の結晶がキラキラ輝いています。まぁ水晶クラスターとまでは呼べないんで「アゲート(めのう)」でしょうかねぇ。
「めのう」-7
紫色っぽいところをアップで、もっとはっきり綺麗に結晶して色が濃ければ「紫水晶」あるいは「アメジスト」と呼べるんでしょうが、残念。
「めのう」-8
いわゆる宝石的価値の観点からは程遠いところに位置する「めのう(上記の分類でいくと「玉髄」)」なんですが、私にとってのその魅力はその種類の多さですかねぇ、形状、色、模様の同じものがひとつとしてないと言っても言い過ぎではないぐらい一つ一つが個性的です。そして一般的には上記のように分類されるんですがそこにドンピシャとは当てはまらないヤツの方が多いような気がします。水晶と玉髄が混じっているやつとか、オパールとまではいかないものの一部が蛋白化しているヤツとか、透過性は低いけれど綺麗な色のヤツとか、こっち側からみるとアゲートに見えるけど反対側から見るとカーネリアンとか種々雑多です。
冬の日差しのなかで軒下に積み上げられたそんな不ぞろいの個性的な「めのう」たちを眺めていると、「旅の思い出」がひとつひとつ脳裏によみがえって来てまた何となく旅心をくすぐられるそんな年の瀬です。
次回に、つづく。
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今年の北海道の「旅」では大きいのやら小さいのやら、白っぽいのやら赤っぽいのやら、縞模様があるのやらキラキラ輝いているのやらいろんな種類の「めのう」にたくさん出会うことが出来ました。
そして一口に「めのう」って呼んでいるヤツはどうやら正確には「玉髄」というらしく、その「玉髄」にはいろんな種類、分類があることを知りました。
(このメノウは20㎝ぐらいあって結構お気に入りです、このオレンジが何ともいいです)
「めのう」-1
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石英(Sio2 Quarts)の結晶 ⇒ 水 晶
石英(Sio2 Quarts)の微小な結晶の塊 ⇒ 玉 髄(カルセドニー)
石英(Sio2 Quarts)の非結晶質の粒の集まり ⇒ オパール(蛋白石)
玉 髄(カルセドニー)⇒白、青などの比較的色が一様なもの ⇒ ホワイトカルセドニー、ブルーカルセドニー等
⇒オレンジ・赤茶色の色が付いたもの ⇒ 紅玉髄(カーネリアン)
⇒並行の縞模様が入ったもの ⇒ オニキス ⇒ 縞模様が赤茶系のもの ⇒ サードオニキス
⇒色・模様が美しいもの ⇒ 瑪 瑙(めのう)【アゲート】
⇒酸化鉄等の混入により赤、茶、緑などの色が付いたもの ⇒ ジャスパー
あくまでも個人的に整理したもので学問的に正しいのかどうかは判りません。これでいくと下の写真の石は「めのう」ではなくカーネリアンということになるんでしょうか、何か面倒くさいですねぇ。
「めのう」-2
石探しをしていて大きくていい色、いい形の石に出会うことは滅多にありません、でもちっちゃくていい感じの石は結構見かけます。今年の北海道でもそんな小さな石ころたちに出会うことが出来ました。
これは3㎝ほどの欠片なんですが並行の縞模様っぽいのが見られますので上の分類で行くと「オニキス」なんですかねぇ、でも模様が美しいと感じられれば「アゲート(めのう)」って分類していいんでしょうか?
「めのう」-3
これも3㎝程の石ころなんですがこれは私が見ても間違いなく「アゲート(めのう)」と判断出来ますねぇ、はっきり縞模様が確認出来ます。
《瑪瑙(メノウ)の名前の由来は馬の脳みそに模様、形状が似ていることから来ているそうで、この縞模様を見ていると何となく判る気がします。》
「めのう」-4
これは少し大きめで10㎝ほどあります、同じく縞模様があるんですがこれは真ん中が水晶化してキラキラ輝いています(ちょっと写真では判りにくいですが)、これも「アゲート(めのう)」なんでしょうね。
「めのう」-5
反対側はこんな感じ、微妙に蛋白化している部分も見られます、真ん中を切断して断面を見てみたいですねぇ。
「めのう」-6
これも10cmほどありますかねぇ、めのうに挟まれて小さな水晶?の結晶がキラキラ輝いています。まぁ水晶クラスターとまでは呼べないんで「アゲート(めのう)」でしょうかねぇ。
「めのう」-7
紫色っぽいところをアップで、もっとはっきり綺麗に結晶して色が濃ければ「紫水晶」あるいは「アメジスト」と呼べるんでしょうが、残念。
「めのう」-8
いわゆる宝石的価値の観点からは程遠いところに位置する「めのう(上記の分類でいくと「玉髄」)」なんですが、私にとってのその魅力はその種類の多さですかねぇ、形状、色、模様の同じものがひとつとしてないと言っても言い過ぎではないぐらい一つ一つが個性的です。そして一般的には上記のように分類されるんですがそこにドンピシャとは当てはまらないヤツの方が多いような気がします。水晶と玉髄が混じっているやつとか、オパールとまではいかないものの一部が蛋白化しているヤツとか、透過性は低いけれど綺麗な色のヤツとか、こっち側からみるとアゲートに見えるけど反対側から見るとカーネリアンとか種々雑多です。
冬の日差しのなかで軒下に積み上げられたそんな不ぞろいの個性的な「めのう」たちを眺めていると、「旅の思い出」がひとつひとつ脳裏によみがえって来てまた何となく旅心をくすぐられるそんな年の瀬です。
次回に、つづく。
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