田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

道の駅かつら-2

2021-04-25 | 四季
小場江頭首工

「道の駅かつら」の駐車場に車を停め川の流れを見ながらしばらくまったりしていたんですが、道の駅の近くに以前から行きたかったところがありまして、天気もいいんで散歩がてら行ってみようと思います。..............

小場江頭首工-1
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道の駅の前の国道123号を水戸市方面に600mほど進むと道の駅の案内板がありこの少し先の「桂運動公園」入口の看板を左折します。田んぼに囲まれた道を2~300m進むと那珂川の大きな河川敷に出ます。

道の駅案内板

これが河川敷にある桂運動公園、見たところあまり使われていない感じです。

桂運動公園

大きな河川敷を川の流れのあるところまで行くとここに「小場江頭首工」があります。来たかったのはここ,近くに行ってみましょう。「小場江頭首工」、以前から名前は知っていたんですが見るのは初めて思っていたよりデカイですね。

小場江頭首工-2
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「頭首工」聞きなれない言葉なんですが、農業用水などの取水堰設備を専門的にこう呼ぶのだそうです。ここは可動型取水堰、10月から3月までは開放していてこれからの4月から9月に可動型の鉄板が降りて川をせき止めて取水します。ここで取水された水が小場江用水を通じてここからひたちなか市の海の近くまで30数㎞を流れていきます。途中の何か所かの揚水機場で那珂川と久慈川に挟まれた那珂台地に水を押し上げ広大な田畑を潤しています。そしてその水の一部が私の住んでいるところまで来ています。ということでこの取水堰は是非とも一度見てみたかったんです。

小場江頭首工-3

この小場江用水路は大変古くからあり完成は1656年、以後那珂川左岸の水戸藩の穀倉地帯の重要な水源として活躍してきました。そして完成以来様々な整備、改良が加えられさらに各所に水門や揚水機場を設けられたりして、建設から350年以上経過していますが現在でも那珂台地の重要な農業用水の灌漑設備として大きな役割を果たしています。
これが小場江用水の取水口ですね。堰き止めると一番下の取水口まで水位が上がりそこから水をポンプで吸い上げる仕組みのようです。

取水口

河川敷は上流に向かって拡がっていて川に沿って歩ける感じですので少し散策してみようと思います。

那珂川河川敷‐1
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遠くに「道の駅かつら」が見えます。

那珂川河川敷‐2

隣には「那珂川大橋」が、古い橋で地元では「野口の赤い橋」と呼ばれています。赤いペンキがくすんでいますがそれがかえって風格を増しているような感じです。

那珂川大橋

コンデジを目いっぱいズームして見ると「道の駅かつら」の車や人影が見えます。昼時になって結構混みあっているようです。

道の駅かつら
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そして「道の駅かつら」の上にみえる山が「御前山」、「関東の嵐山」とも呼ばれている紅葉のキレイなスポットです。紅葉もいいですがこうしてみると新緑もなかなかです。

御前山

川の反対側から人の声が聞こえてきました。車と若者の姿が見えます。釣りでしょうか、それともこれから川原でバーベキューでもやるんでしょうか。

那珂川河川敷‐3

「道の駅かつら」からここまで30分ちょっと、往復1時間30分、いい感じの散歩道です。先ほどの御前山方面にも御前山ハイキングコースとか御前山ダム公園とかあるみたいで今度機会があれば足を伸ばしてみようと思います。
「道の駅かつら」、アウトドアのベースとしてなかなかいいかもしれません。

「道の駅かつら-1」


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