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ドラえもんの設定の変化

2014-06-11 02:39:00 | 漫画、アニメ
(°д°)次にドラえもんの設定の歴史について。

ドラえもんズは原作が始まって25年後、映画化されて15年後に登場したわけで、早い話が最近の一時的な後付けのキャラクターです。
初期にガチャ子やトラえもんが登場して消えて行きましたが、それらを覚えている世代の多くは「ドラえもんズ?何それ」というのが正直な感想でしょう。

ドラえもんは実質1970年1月に連載が始まり、1976年の11巻でネズミに耳をかじられた設定になりました。この時点で連載開始当時に見ていた世代は小学校をほとんど卒業しています。

片倉設定など周囲の関係者が決めた設定の中には原作に採用された物が多く、一概に「F氏公認だから○、片倉だから×」などと線引きするのは幼稚で単純すぎます。

1980年の「ドラえもんびっくり全百科」でドラえもんは黄色だったのがネズミに耳をかじられて青くなった設定となり、当時は鏡を見て青ざめた設定でした。
なお、1980年代初期にはトラえもんも登場しています。
ドラミのチューリップ号、オイルを分け合った設定もここで出ました。

1995年の映画「2112年ドラえもん誕生」で同窓生としてドラえもんズが登場しました。ここで「全百科」から15年経過し、幼少期に「全百科」を見た世代が知らない間に設定が変更されたわけです。
それでドラえもんが青ざめた設定が「黄色い塗装が取れた」設定になりました。ロットとしてはこの方が合理的ですが、「青ざめた」設定で覚えていた世代が昨年の「てれびくん」11月号でこの「塗装脱落」設定を知ってパニックになったようです。

ドラえもんが青くなった理由の変化

2005年の声優交代を経て、20007年の「ドラえもんが生まれ変わる日」ではドラえもんの同窓生は黄色いドラえもん量産機(エヴァシリーズではない)とノラミャーコ、新設定でドラミが同窓生かわかりませんが、パワえもんという黄色いドラえもんが目の形がスネ夫のようなキャラが加わりました。
私個人は1980年の「全百科」をリアルタイムで見てそれから2007年の「生まれ変わる日」の設定に移ったのですんなり受け入れました。
2012年の「ドラえもん100年タイムカプセル」では黄色いドラえもんが青くなった理由が少しだけ語られています。
1980年の「全百科」では黄色いドラえもんはすでに青いドラえもんと会っており、自分が耳を失うこと、青くなることを知ってましたが、2012年の作品ではのび太と青いドラえもんが黄色いドラえもんにそれを知らせまいと奮闘してました。
こういう設定変更は長寿作品ではよくあることです。
虎ノ門のマスコットキャラ「トラのもん」に関してドラえもんズを思い出す人が多いようですが私に言わせればなぜトラえもんでないか疑問です。
そんなわけでドラえもんズに関して「ドラえもんズは作者公認、今は片倉設定」という型にはまった単純な説明では事情を理解できませんのでご注意ください。

ドラえもんズがなぜ今作られないか


ドラえもんズと世代

2014-06-11 02:37:00 | 漫画、アニメ
(°т°)次は参考程度で、ドラえもんズのと世代について。暇なときにご覧ください。

ドラえもんズは1995年から2002年まで映画ドラえもんの併映の短編で上映されたようで、例えば1990年生まれ(今年24歳)だと5歳から12歳なで、就学前から小学校高学年までドラズと付き合ったので思い入れは深いでしょう。

しかしドラえもんズを知っているのはせいぜいこの20代半ばの世代だけでしょう。

1970年生まれ(今年44歳)だと1995年には25歳になっており、5歳から12歳まで見たとしても1975年から82年までの原作とアニメ(1979年~テレ朝。80恐竜~82大魔境)の記憶しかないでしょう。

1980年生まれだ(今年34歳)と1995年のドラズ登場時には15歳の中学生か高校生で、もうドラえもんは卒業だったでしょう。5歳から12歳まで見たとしても85年の宇宙小戦争から92年の映画までの記憶がある程度でしょう。

逆に下の世代では2000年生まれ(今年14歳、中学生)だと2歳の年にドラズの最終作(台詞なしのサッカー)が上映されており、知らないか、DVDで見ただけでしょう。