日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『新型コロナウイルス』/『総理記者会見』/『Generation Gap』 // 『外出自粛要請』 / 『情報音痴』 / 『テレビを持たない若者』

2020-03-28 23:42:18 | 感染危機管理
今このメモを書いている時、総理の記者会見があったが・・
長として、今一つ伝わらなかった。
一番肝心な言葉が抜けていたような気がした。

 国民一人一人が、今一度、『自らの命を守る行動』とはなにかを考え
 『適切な対応』を取ってほしい。
 このためにも、今しばらくこの『国難』に向けた色々な『要請』に
 対し『良識ある行動』をとってほしい

・・・と発言できなかったのであろうか。
長期戦である事は理解が出来たが・・
長として
 『危機』を『危機』として感じておられるのか
・・との疑問が残った。

今一番重要なのは、まず、『感染拡大の抑止』が最大課題であり
財政支援などは、まだ詳細が決まっていないのであれば、
『総額この位』で『早急に検討中』であり、
国民へ心配しないでほしい。必ず対応する・・
との決意だけで十分である。
先に書いた
政府、内閣としての『危機管理室』が機能していないためであろうか。

そして、このメモを読み返している時・・
テレビ番組で、今回の『新型コロナウイルス』対応で、日本でも、世界でも、若者が『自分たちは大丈夫』との思いで、『感染拡大抑止』に向けた『要請・指示』に従わない事態が発生しているとの報道がなされていた。
日本では、世界的な感染拡大で卒業旅行へ行けなくなり、熱海や石垣島へ大学生が押し寄せ、アメリカでもフロリダなどへ沢山集まっているとの事であった。
今回の『新型コロナウイルス』は高齢者や、基礎疾患を持った方は大変恐怖であるが、若い方は『自分たちは感染しても発病しない』との間違った意識があり、『Generation Gap』が起こっていると、海外メディアでも報道されているとの紹介があった。

下記にメモした『正しい情報が伝わらない』事も一因なのかもしれない。。。
若い方々へ『命を守る行動』として、何かいい方法がないものであろうか。
政府、報道として喫緊に考える必要が出て来た・・・

*+*+*+*+*
昨夜からのテレビ番組では、『新型コロナウイルス感染』が爆発的に広まる事が想定されるため、週末、首都圏や大阪近郊の各自治体からは『外出自粛要請』が出され、外出者は大きく減少したとの報道がなされている。
この中で、まだ若者の外出が多く、街頭インタビューを行っていたが、『外出自粛要請』の意義や『不要不急』の意味が十分に伝わっていない様に思われた。

なぜなのだろうか・・
政府や、各自治体からの呼びかけや、テレビなどのメディアからの情報が、なぜ若い人達に伝わらないのであろうか。

一つの結論が見えてきた。
あるインタビューで、ある大学生が、『テレビを持っていない』ので『スマホ』でしか見ていない。『外出自粛要請』は『地震速報』の様なアラートでもないし、『自らすぐに危ないものではない』
この『自粛要請』の情報はLINE Newsでも出ていたが、細かい事まで『調べるのもめんどくさい』『自分に関係なさそう』『若い人は関係なさそう』
そして、友人からの『集まり中止』のLINEの方が早く入り、『なんかよくわからないまま』・・
別の若者は、『若者はかからない』『身内にいなければ大丈夫』と、これも友達がLINEで流していたので『自分は無関係』・・・
どこかで『マスクだけしてれば大丈夫』『手洗いが大切』『ライブ等へ行かなければ染らない』と・・見たので、これさえ守れば『自分は守れる』
・・こんな事から・・『とりあえず渋谷へ』との事であった。
つい先週も、大阪府知事の『移動制限』で、難波でインタビューされていた若者も、
イタリアの感染者数をレポーターが紹介すると『それまじっすか・・』と聞き返していたが・・
今、世の中で起こっている事が、正確な情報として、 『自分に身になってどうなのか』
『社会のためにどうすべきか』と言う事があまり伝わってこなかった。

ほとんどの若者は、きっちりとした情報で、『命を守る行動』を取ってくれていると思うが・・
ただ、一部の若い方は、言葉が正しくないかもしれないが、情報を取れない『情報音痴』『情報難民』となっているのではと心配となった。

この前のメモで『危機への判りやすい報道とは』という事を書いたが、
せっかくの報道も、その伝える手段が適切でないと、『要請』は正しく伝わらない。
特に、単に『土日は都心への移動の自粛要請』だけでななく、
『その対策の目的』を理解してもらう必要がある。
『現状は』『今後はどうなる』『対策をしないとどうなる』
『そのために』・・・ と言う事を理解してもらう必要がある。

都知事や知事が呼び掛けている事を、スマホの配信で正しく見てくれていればいいのであるが・・
たぶん、自ら進んで情報をつかみ取らない限り、
『つぼ八』の『お休み宣言』の方が・・
検索では上位に来ているかもしれない。

この『情報音痴』の背景は何であろうか。
せっかくの報道からの情報が、ただしく伝わらないのは・・

大きな要因は、メディアからの情報発信にあるかもしれない。
ここ数年で、ネット社会が伸張し、パソコンやスマホで即時にニュースは読み取れるようになった。
ニュースの概略はほとんどこれで済まされる。
このため、NHKや民放の定時ニュースを見る方も少なくなっているようである。
これを見るための『テレビ』も若い方には不要となり、
どこかの番組で『若い方がテレビを持たなくなった』
『家族と同居でも、自室にいる事が多く、テレビを見ない』・・
との報道を見た事がある。
スマホで得られる短いネットニュースでは見れない、詳細情報。
『感染拡大抑止』という重要性を学ぶ事が出来ていない・・
可能性がある。

さらに、日本では『新聞発行部数』も大きく低下し、
ここからの情報を得る方も少なくなっている可能性がある。
新聞を毎日読む若者はどの位いるのであろうか・・
ますます今回の様な『各個人の厳格な行動』に向けた意義を伝える事が出来ない。

政府や都道府県、メデアニュース等では、
詳しい事は、『政府広報などはホームページに載せられている』・・
と簡単に報道されるが、『スマホ』で中を見る事は難しい。
もっと簡単に情報伝達する事が出来ないのであろうか・・

逆に、若い方がもっと『自分たちの問題』として取り組むための
情報発信をどうすべきなのか・・

携帯などへ
『地震』や大雨洪水での『警報避難指示』
さらにはミサイル到達時の『Jアラート』などと同様の対応が、
発進されれば、『危機感』は少し高まるかもしれない。
『新型コロナ特措法』で『緊急措置』として行動制限を発動する場合、
指定地域へ『移動禁止指示』として出す事を検討されているのであろうか。
『あなたの大切な方たちを守るための行動』とのメッセージを付けて・・

今の法制では、大雨でも『避難命令』が出せず、
今回の『コロナ特措法』でも『外出禁止令』は発動できないようであるが、
緊急での行動制限をするための『アラート』も必要と思われる。

若い方々が自ら社会の一員としての責務を果たすことを考えるための情報が、
メディアから正しく伝える事が出来ないと、『感染拡大は止まらない』
このための方法は・・・
だれか若い方がリーダーとなって呼び掛けないと・・
との思いである。

このメモでも何度か報道のありかたを書いたが、やっと、各放送局共に今回の『新型コロナウイルス』対応での『危機』を伝える事が出て来たが、さらに、もう一歩進んだ報道をお願いしたいものである。

そして若い人たちに一人一人が考えてほしい事
 『命を守る行動』とはなにか 
『自らの命を守る行動』から 『高齢者の命を守る行動』へ
そのために
『人と人』が接触するような所を避ける
  ⇒このため、 不要不急の外出はしない
『多くの人が集まらない』
  ⇒ イベントなどへは参加しない   ・・・ など
丁寧な説明で理解してもらう必要がある。
『自らが理解し』『正しい方向を考え』『行動する』
という事が伝わるまで・・・

そして 『日本を守る』 とういう事を、
今一度考えてほしい・・・。

今日も思いがまとまらないままで未完となってしまった・・・

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