日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『新型コロナウイルス』 / 『3.11 被災者からのメール』 / 『あなた方には家があります・家族もいます』『身を守る行動をしてください』

2020-04-03 11:57:32 | 感染危機管理
『新型コロナウイルス』についての日々のメモは、1/29に書いた『BCP / 常に災害を意識する / 危機意識の醸成は』に始まり、2ヶ月を経過した。
この間、感染が広まり、大都市部では『爆発的感染拡大』が避けられない事態となって来た。

これまで『危機管理』という事で感じる所をメモとして残していたが、整理のため、カテゴリーを『日記』から『感染危機管理』として再登録し、整理を始めていた所、友人からメールが届いた。

彼は東北のある町で被災し・・『家と大切な家族』『友人』を亡くした。
メールのタイトルは 『あなた方には家があります・家族もいます』『身を守る行動をしてください』であった。
昨今の国会での審議や報道での
『休業補償』や『学校休学での家庭内不満爆発』等
違和感のある議論への思いが書きつづられていた。
小生が書いていた『マスコミ』のありかたへの
共感との事らしいが・・
『思い』『ボヤキ』そして最後には『怒り』となっていた

このメールを『そのまま小生のメモへ残していいか』と返信を入れたが、
あくまで『おれのボヤキ』として聞いてほしい・・との事であった。
でも、これは『重要な思い』であり、もっと広くの方に感じてもらえれば
・・・と、再度、小生が手を入れた内容(下記)で承認を得たので、
『日々のメモ帳』へ書き加える事とした

彼の思い・・『命を守る事の大切さ』が少しでも伝われば・・
そして、政府やマスコミへ『正しい事』『今すべき事』が伝われば
との思である。

**彼のメールから(抜粋、一部加筆) ***
 幸いにして我が町では感染者が出ていない。
 田舎なのだろうか・・・
・『3・11』東北での被災から9年
  今年は『新型コロナウイルス』の影響で追悼式も縮小された
  でも『あの日はけして忘れない』
  そして、この日『3・11』
  テレビでは『イタリアの感染拡大』で『首相が緊急事態宣言』と報道
  映像で、並べられた棺は・・あの時を思い起こす
  『津波』と『感染』・・ 避けられない自然災害での被災ではあるが
  『でも、命を守る行動。もっと、なにかあるのでは』
  『もっと命を大切にしてほしい』 ・・
・東京『ロックダウン』
  『感染拡大防止』のため、大都市を『ロックダウン』する事が
   問われている
  我々は、あの時、あの『津波』で一瞬に『ロックダウン』された。
  ただ、今、今回の状況は異なる。
  『新型コロナウイルスから守るために』
  自らの行動である・・
  周りには『町も、家もある』『家族も』そして『食事も』・・ 
  この中での『巣ごもり』・・なんと幸せなのか・・
  『命を守る』ための『ロックダウン』
  もうしばらくじっとしておいてほしい 
  『大きな津波』が去るまで
  急いで『高台』へではない。
  『避難所』でのつらい生活でもない
  じっとしていれば、必ず『蔓延』はおさまる。
・『休業補償』は今でなくっても
  今、マスコミや国会でも『休業補償』ばかり大騒ぎしている
  『3・11』で一瞬に何もかも失った事を考えれば・・・
  『もっと耐えてほしい』との思いが
  『まだお店もある』『働く友もいる』
  そして、『感染が収まれば』・・
  また人は動き出せる・・ 『町は残っている』
  『命があって』からの事
  いつか、これ以上広がらなければ
  また、すぐに『お店は開く事が出来る』  
  『それまで何とか耐え忍んでほしい』
  台風や津波で失う事が無ければ
  今回の『新型コロナ対策』での『都市封鎖』で
『休業補償』はありえない。
  『3・11』の『計画停電』でも、皆んな従ったではないか。
  我々のように、一瞬で『すべてを失った』事を考えてほしい
  『行動自粛』は政府の責任ではないのだから・・
  『自らの命を守る行動』であり・・
  各お店も、この国難へ『共助』が必要なのでは・・
  マスコミも野党も・・一部若手議員も・・
  もっと『今すべき事』
  『感染拡大抑止』『命を守る』ために・・
  『人―人』接触が最も重要であることを・・
・『命を守る事』の正しいい教え 
  『津波』・・我々は重要な事を忘れていた
  『高台への避難』
  時代間での言い伝えが、どこかで途切れていた
  今回の『新型コロナウイルス』『感染症』 
  たぶん、今まで経験した事への備えである
  数年前には『新型インフルエンザ』が蔓延しかかったが
  幸いに大ごととはならなかった
  そして、SARS、MERS、エボラ、、
  日本では高度の管理で防げている
  学校が休みの間に、この『感染症』についてしっかり学ぼう
  この機会に体へ覚え込まないと、
  また人間はおろかな行動を取ってしまう
  若者や一部の大人までが『自分だけは大丈夫』・・
  との思いであるが
  『高台への避難』を疎かにすると・・
  今は、情報が溢れている。学べるチャンスもある。
  自ら学び、
  『命を守る行動』をとってほしい
  『自分と周りの人』そして『全世界』の人まで
  一人の『感染者が』日本を破滅させるかもしれない・・
  この事は、子供達へも正しく伝えてほしい
  『津波での高台』へのように・・
  『人ー人』・・近寄らない事の大切さを・・ 
・『ブラックアウト』とならないために
  パンデミックの映画ではないが、
  日本中に蔓延が拡大すると
  『都市空間がロックアウト』されてしまう・・
  かもしれない
  今は医療従事者の感染が心配であるが
  電車、バスの運転手
  発電所の所員・・など専門性の高い方までが
  『感染』となると・・
  『都市』は完全に機能が止まってしまう。
  こうならないためにも・・
  『命を守る行動』の重要性を知ってほしい
・逆の『ロックダウン』『風評被害』
  もう一つ『3・11』では
  不幸な事に『原発事故』まで発生した。
   ここの町は、今だ、逆の、『ロックダウン』された
   住めない町である。
   今回の対策とは異なるが、生活を制限された方々は
   大変な生活を過ごされている。
  この事を思えば・・
  今回の『移動制限』『都市ロックダウン』は
  ほんの『一時』
  この事を理解してほしいい
  『放射能拡散』は痛ましい事ではあったが
  今回は自らの手で防御できる。
  『人―人』が近寄らなければ・・
  そして、もう一つ考える事がある
  放射能での『風評被害』が今回も・・
  『なぜ』との思いである。
  患者もさることながら、医療従事者が気の毒である
  『命を懸けて』人を守って頂いているのに・・
  東北特に福島の方々は、いまだに『風評被害』が残る
  マスコミがまだ正確な報道をしていないかも・・
  今回も煽る事だけのように見えてくるが・・・
・東北の『復興の火』は消さないでほしい
  最後に・・
  今年の『3・11』では、『東北復興の灯』が少し
  薄れた感がある
  そして『復興五輪も延期』となり、
  日本中が『オリンピック』『復興の証』として盛り上がる
  予定であったのが、一時しぼんでしまった
  都市部では『補助金』がもらえても、
  『感染被災』が出なかった『3・11 被災地域』は
  『疲弊』した所への『追い打ち』となる事は否めない
  たぶん今の社会能力があれば、
  『感染』は数カ月もあれば『拡大抑止』は出来るかもしれない
  『家族や自宅』そして『仲間』がいればすぐにでも回復が出来る
  でも・・
   東北の被災地域は、やっと『何もない所』から這い上がって来た
  この『復興の火』だけは決して忘れないでほしい。

  今回は御礼の『ボランティア』へは駆け付けれない
  『巣ごもり』で耐え忍んでほしい・・・
 *+***
一部小生が追記した所もあるが、こんな内容で書かれていた。
思いは
『ウイルス感染』という『大津波』が押し寄せた日本で、
 『命を守る行動』は自分自身。
そして
 『他の人の命を守る行動』
の重要性を訴えていた。

メールの中に、小生過去メモの引用もあったが、
・『3・11』を経験して
 『組織のありかた』『強力な指導者』
 『正しいい指示』
  このために『刻々変化する中での情報収集』
 そして
 『間髪入れないオペレーション(行動)』 
の重要性も書き込んでくれていた。

『3・11』から今回のような『突発被災』で
 『民主主義が問われている』
との事も書き加えられており、
 『市民の責任』
 『義務』と『権利』
について再度メールするとの事であった。
もう少し勉強してみたい・・

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