見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

もののけの森

2008-12-27 19:21:58 | 離島の風景
屋久島は、その得意な気候がために1000年が寿命と言われている杉が数倍の時間を生きるという。
朝5時に起床し、有名な「縄文杉」に向かう人が同宿者に何人もいた。
往復10時間のトレッキングを覚悟する縄文杉への道である。

「正直言って、ボクは縄文杉にはあまり感動しなかったんですよね」とYHのアルバイト男性が言った。
「縄文杉より、紀元杉の方が見ごたえありますよ」とYHのペアレント(オーナー)が言った。
南の屋久島に雪が降るとは予想せず、それ相応の装備を怠っていたことも言い訳的ではあったが、縄文杉へのアプローチは次回に譲ることにした。

紀元杉や弥生杉が生きる「ヤクスギランド」周辺のトレッキングと、宮崎駿の『もののけ姫』の舞台になったという原始の森の「白谷雲水峡」、そして氷柱が下がる「淀川小屋ルート」を3日に分けて歩いた。

どこも、足場がしっかり整えられた登山道で、その両脇には、幻想的な世界が広がっている。










濃い緑の部分が世界自然遺産登録地域


紀元杉、弥生杉、縄文杉… 1000年を越えて生きる杉が処々に立つ

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