滞在している屋久島ユースホステルで軽自動車を借り、島を一周してみた。
「屋久島」が世界自然遺産に登録されていると思っていたのは私の知識不足で、
実際に自然遺産に登録されているのは島の1/5ほどの地域だ。
どうして1/5だけなのか、その地域はどんな観点で選定されたのか等々、
屋久島世界遺産センターに行って環境省の担当者に詳しく聞いて初めて知ったことがたくさんあった。
島の中央部に九州最高峰の宮之浦岳を主峰とする1000mを超える峰々がそびえ、「洋上アルプス」とも呼ばれる素晴らしい山岳景観を呈し、また、亜熱帯から冷温帯までの多様な植生の垂直分布や樹齢数千年におよぶヤクスギなど特異な森林生態系を有している。
島西部の自然遺産登録地に広がる照葉樹林帯
ウミガメ産卵地の永田いなか浜
原始の自然が残った状態の中で、人の日常生活が営まれているという、「人と自然の共生」のモデルとなりえる地である点も、屋久島が高く評価されているポイントのひとつという。
島の南部と北部、海岸部と山岳部では、植生も気候も驚くほど異なる。
冬でも温暖ではあるが、半袖着の陽気を期待したのは間違いだった…。
「屋久島」が世界自然遺産に登録されていると思っていたのは私の知識不足で、
実際に自然遺産に登録されているのは島の1/5ほどの地域だ。
どうして1/5だけなのか、その地域はどんな観点で選定されたのか等々、
屋久島世界遺産センターに行って環境省の担当者に詳しく聞いて初めて知ったことがたくさんあった。
島の中央部に九州最高峰の宮之浦岳を主峰とする1000mを超える峰々がそびえ、「洋上アルプス」とも呼ばれる素晴らしい山岳景観を呈し、また、亜熱帯から冷温帯までの多様な植生の垂直分布や樹齢数千年におよぶヤクスギなど特異な森林生態系を有している。
島西部の自然遺産登録地に広がる照葉樹林帯
ウミガメ産卵地の永田いなか浜
原始の自然が残った状態の中で、人の日常生活が営まれているという、「人と自然の共生」のモデルとなりえる地である点も、屋久島が高く評価されているポイントのひとつという。
島の南部と北部、海岸部と山岳部では、植生も気候も驚くほど異なる。
冬でも温暖ではあるが、半袖着の陽気を期待したのは間違いだった…。