屋久島には「ヒト2万、シカ2万、サル2万」と言う言葉があるという。
実際には、島民が約1万4千、ヤクザルが約3千、ヤクシカが5千というので、人間が圧倒的に多い。
世界遺産に登録されてからは、ネイチャーガイドを職とする若手や老後の温暖な生活を求める定年退職組の移住者で、人口が増加傾向にあるという島である。
しかし、シカもサルも目立つのは確かだ。
実際、山手に入るに従って、堂々と路上に出て、ゆったり毛づくろいやノミとりを続けるサルのグループや、人が近づいても逃げることなく木の皮を食べ続けるシカには驚かされる。
逆に、人間が動物たちの動きを警戒し、尊重して動かなければならない。
もっとも、島のわずかな平地で果樹を中心とした農業を営む人たちにとっての獣害は深刻で、頑丈な電気柵を周囲に施している果樹園も少なくない。
じーっと見られていると、人間の方がどう動いていいのか戸惑う。
至近距離から、シカに長い間観察されるのは初めての経験。
実際には、島民が約1万4千、ヤクザルが約3千、ヤクシカが5千というので、人間が圧倒的に多い。
世界遺産に登録されてからは、ネイチャーガイドを職とする若手や老後の温暖な生活を求める定年退職組の移住者で、人口が増加傾向にあるという島である。
しかし、シカもサルも目立つのは確かだ。
実際、山手に入るに従って、堂々と路上に出て、ゆったり毛づくろいやノミとりを続けるサルのグループや、人が近づいても逃げることなく木の皮を食べ続けるシカには驚かされる。
逆に、人間が動物たちの動きを警戒し、尊重して動かなければならない。
もっとも、島のわずかな平地で果樹を中心とした農業を営む人たちにとっての獣害は深刻で、頑丈な電気柵を周囲に施している果樹園も少なくない。
じーっと見られていると、人間の方がどう動いていいのか戸惑う。
至近距離から、シカに長い間観察されるのは初めての経験。