ライバルは島耕作?何も専務の奮闘記

ファミリービジネスを担う?ボンボン育ちの何も専務・・・ライバルであったはずの島耕作はとっくに社長->会長->相談役・・・

縁の好循環

2008年02月08日 | 学んだこと

スーパーリージョナルバンクとして、メガバンク以上の財務体質を誇る地元の雄である静岡銀行。
通称静銀が主催するshizuginshipのChaina Discussionに参加してきた。

非常に充実した内容で、さぼり癖のある自分が、ノロウィルスにやられてしまった1回を除き最終回である昨日のセミナーまで、セミ皆勤賞となったくらい面白かった。

そして、最終ゲストスピーカーは、株式会社友成機工の増田社長。
氏は、48歳で中国に初進出して以来実績を積み重ね、今では従業員1,500人を超える大企業を現地に育て上げ、ついに香港上場を果たしたスーパージモッティの一人だ。
現地従業員のやる気を引き出すための雇用制度や、待遇面でのこと、真の意味での現地化等、様々なことを教えていただいたが、一番印象に残ったことは、

『現地で優秀な人間と飲み友達となる。中国では、優秀な人間は絶対に他社に引き抜かれる。そうすると、引き抜かれた会社でその飲み友達が活躍すれば、自然に自分の所に仕事が回ってくる。だから自分の仕事は、毎晩飲みに行くことだ。』
と話されたことだ。

自分も毎日のように飲み歩いているが、増田社長のような先物買いをする余裕は残念ながらまだない。
懇親会の席で、図々しくも増田社長の隣に席を確保し、人物を見極めるコツをお教え願ったところ
『飾らず誠意を持って接すれば、相手も同じ姿勢を示してくれるので、自然とその人となりというのは判るものだ。』
とアドバイスしていただいた。
つい、自分を大きく見せてしまいたくなる自分にとっては、正に赤面もののありがたいお言葉だった。

増田社長が中国進出を果たした年齢まであと4年。
自分のビジネスモデルをその時までに確立できるか否かが、これからの勝負の分かれ目だと思う。
今まで以上に人とのご縁を大切にしながら、充実した毎日を過ごしていきたい。

飲み歩く大義名分を仕入れることができ、本当に素晴らしい出会いだった・・・と、周りには言っておこうっと


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