異世界に行く番号は19-19。平昌オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで乱れ飛んだ秘技は1440
スティーヴン・キング原作だということで楽しみにしていた作品。巨大な惑星が2つ見える不思議な空間にある施設の中で、ゴム製の仮面を被った人間のような奴らが塔に攻撃を仕掛ける。戦いの中で多くの人間が死にゆき、その中でガンスリンガーが黒衣の男と対決する悪夢を毎晩見ていた少年ジェイク(トム・テイラー)。不気味な絵を描いていたために、同級生からもいじめられ、母親と義父は彼を精神分析医に診せ、施設にまで送ろうとしていた。そこへやってきた施設員が怪しいと感じたジェイクは思わず逃げ出して、夢に出てきた屋敷の中に忍び込んだ。そこにはポータルと呼ばれる次元転移装置があり、夢に出てきた番号を入力すると、別世界の砂漠へと飛ばされる。
西部劇の主人公のような黒人ガンマン、ローランド(イドリス・エルバ)と出会ったジェイク。2人の出会いはまるで西部劇に出てくるような設定だったのだ。黒衣の男ウォルター(マシュー・マコノヒー)に父親を殺されたローランドは復讐に燃え、このパラレルワールドのような世界にある巨大な塔が破壊されると根本世界の地球も影響を受けて破壊されるために、ジェイクもローランドと行動を共にするという、まさしくダークファンタジー+西部劇といった世界観。
ローランドはアーサー王の末裔だという設定や、彼の扱う銃がエクスカリバーによって出来ているなど興味深い話もあったが、それほど大きな位置は占めていない。それよりも銃さばきや弾を込める速さに驚かされ、銃弾が貴重品だということで根本世界に移動して銃砲店で45口径の弾を奪ってしまうなんてのも面白い。ガンマンと少年が主人公ということから、どうしても『シェーン』を思い浮かべてしまうが、ラストシーンは全く逆!両親ともウォルターに殺されてしまったジェイクには根本世界に残る意味さえなかったのだ。ラストシーンには思わずニヤリとしてしまいます。
★★★・・
マシンガンかガトリング銃くらい奪ったほうが
いくらか合理的と思ったんですが
普通に弾だけでしたね^^;
やっぱり、あの曲芸が見せたかったんでしょうか(笑)
やっぱり使い慣れた銃が一番良かったんでしょうね~
それにしても装填速すぎでした。
ブルっと震えがきちゃいました。
原作はアーサー王伝説もかなり重要なんでしょうけど、
あっさり台詞だけで終わっちゃいました・・・(笑)
キャラの背景等も一切不明のままで…^^;
ガンスリンガーの装填シーンはどれもが見応えがあったと思います♪
それだけを楽しむ作品ですね。
あちこちのレビュー読むと、
原作の異常な長さがわかりました。
とにかく塔についての説明がおざなりになってましたよね。
まぁ、ガンマン対魔術師を楽しむ映画と思えば、それで納得なんですが・・・
ただ、その分、お金を注ぎ込んで作った作品なので、B級映画以上の出来栄えでした(笑)
多分、原作ファンは大幅に脚色された内容にあ然としたんじゃないかな・・・・