天神講

今日１月２５日は天神講です。

ちょっと風変わりな風習と言えば今日の天神講もその一つかもしれない。

ここ福井では男子が生まれるとお嫁さんの実家から孫渡しと言って天神様の掛け軸が届く。

天神様とは学問の神様である菅原道真公を描いたものである。所によっては木彫りの天神様を飾る所もあるらしいが・・福井の主流は掛け軸でしょう。

お正月にこの掛け軸を床の間に飾り、今日１月２５日の天神講に焼きカレイ、お神酒、ご飯をお供えします。そしてそれらをお下げして天神様の掛け軸を片付けるのです。

お神酒とご飯は理解できますが、何故か焼きカレイを欠かす事は出来ません。どうやら、道真公はカレイを好んで食したらしいとの事です。左の焼きガレイ、少々大きいので家内と半分ずつ食しました。美味しかったですょ。やはり、越前ガレイかな～♪

お正月、床の間に飾る掛け軸なら日の出とか富士山とか描いた物であろうが・・これまた何故か、天神様なのである!?

下記のＵＲＬは中日新聞Ｗｅｂに掲載された焼きカレイ売り出しの様子です

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110125/CK2011012502000118.html