初めてコンポジット合成画像にトライした
そもそもコンポジットとは複数の素材を組み合わせ単独では得られない要素を得ようとするものとある
星空や衛星の光跡写真など数枚から数千枚を合成して連続光跡を得ようとするものに比較明コンポジット合成があり
今回は無償ソフト(KikuchiMagick)を使わせていただきトライしました。単純明快なソフトで動作も早く、合成する写真のホルダを指定し保存先を指定して開始ボタンを押すだけです
なお、これとは逆の効果を得る比較暗コンポジット合成なるものもあります
昨年の6月6日に金星の太陽面通過と言う世紀に2回の希少現象がありましが、金星が太陽面を動くさまを一枚に仕上げる時などにこの比較暗コンポジット合成を使います
この両方のソフトは・・・
まぁ、簡単に言えば合成する時の優先度合いが明るさか?暗さか?と言うことでしょうか!?
10月1日 20:31~20:48の17分間撮影(露出15秒だから68枚の写真)だが、
リモートスイッチの不具合から30枚となってしまった
10月2日 21:45~21:54の9分間撮影(露出10秒だから54枚の写真)だが、
前日同様にリモートスイッチの不調で34枚となってしまった
このフリーソフト(KikuchiMagick)には比較暗コンポジット合成も付加されていたので使ってみた
昨年6月6日に写した金星の太陽面通過写真10枚をコンポジットしてみました
観測では金星が7:18に太陽面に入り込み13:46に太陽面から抜出たんですが...
13時台の動きがイマイチで最後の3枚をカットしてあります。黒点の動きも見えて
まずまずの合成画像だと思います。因みにこの現象を次に見れるのは104年後とか・・・
なかなか、面白い合成写真ができるので今後機会があれば両コンポジット合成を使ってゆきたいと思います♪