晴れ 今日は介護の講座に参加してみた。
見回した感じ、私が一番の若手のようだった。
自身が介護を受ける時に備えて、の講座だった模様
一緒のテーブルの女性が85歳と80歳で、
母と同世代なのにとても若々しくてお元気なことに驚いた。
噛む力が弱くなった方への「きざみ食」や「ムース食」の試食もした。
きざみ食もムース食も見た目は食欲をそそるものではないが、
味はしっかりあって、想像していたよりは美味しかった。
ムース食はもっと無味で栄養を摂るためだけというイメージがあったので
終末期、噛めなくなっても「味わう」ことができるのは嬉しいと思った。
でもね、やっぱりできるだけ最期まで噛んで食事を楽しめたらいいな。
私の母は体を動かすのが好きで、仕事をしながらテニスや卓球をしたり、
友人や父とドライブや旅行を楽しんでいた。
病気や怪我をしていなかったら・・・と思う。
何度も母を襲った病気や怪我のどれかでも防げたら・・・と思う。
きっと母の人生は大きく変わっていただろう。
誰のせいでもないのだけど、悔やむ私がいる。
そして、父の人生も変わってしまった。 やはり、悔やむ私がいる。
母は、病気や怪我をするたびに「お父さんやあなた達じゃなくて私で良かった」と言った。
なんでそんなに強く優しくなれるの・・・お母さんには一生勝てないなぁ・・・
そんな両親だから、これ以上はつらい思いをさせたくない!と思う私がいて、
両親のために、とつい余計なお世話を焼いてしまうのだ。
未然に防げることは全て防ぎたい。
危険から、病気や怪我から、不自由な思いや嫌な思いから守りたい。
でも、それだけじゃない。きっとそれ以上に、
両親のため、と言いながら私の精神の安定のためでもあるのだ。
施設のパンフレットももらった。なかなか良さそうだと思ったが、
母は施設にはいい感情を持っていない。
一人になったら施設に行くしかないと覚悟はしているようだけど
本当は最期まで自宅で過ごしたいのだろうと思う。
父は一人になったらどうしたいのだろう。
二人の希望をできるだけ叶えてあげたいな。
二人の思うように人生を全うできるように、できるだけのことをしたいな
夕方、母から私の体調を気遣う電話があった。
電話をくれるなんて嬉しい。電話しようって、私を思い出してくれたんだものね。
親の心配をしているつもりが、親に心配をかけている。
早く元気になりたい・・・母の爪切りに早く行きたい。
このところ写真無しじゃん? ちょっと手抜きじゃん?ってそろそろ言われそうだから・・・
コタロウの写真を~ や~ん、ママが一番癒されちゃう~
2010.10.11のコタロウ
じいじとばあばのことをガンバルから、応援してね、コタロウ
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