３月11日に思うこと

東日本大震災から４年。
もう４年。
ついこの前のことのように感じるのは
強い衝撃をもって私たちの心に刻まれたからでしょう。

いまだ何万という方が自宅に戻れなかったり
故郷から離れた場所で、また仮設住宅で暮らすなどの
不自由な生活を送っている。
４年経ったのにまだまだ復興は道半ば。
本当の復興はいつになるのか。

原発がなければ
もうとうに復興を果たしていただろうと
口には出さずとも誰もが思っているに違いない。
それなのにこの国はまだ原発から完全に離れることができない。
ドイツのメルケル首相は日本を見て脱原発を決めたという。
賢明だと思います。

太陽光などの次世代エネルギーも一般に広まってきたし、
ＬＥＤをはじめとする技術の進歩で昔に比べれば格段に省エネも実現できる。

宇宙から日本を撮影した日本をテレビで見たことがある。、
日本地図そのままにくっきりと光っていた。
全国で電気を煌々とつけているのだ。

その100分の１でも消したらどうなの？
ネオンを少し減らしてみるとか
そんなほんの少しのことで原発何基分もの電力を減らすことができそうだ。

そろそろ一人ひとりがきちんと現実を見て
しっかりと考えなければいけない時期にきているのではないかしら。

一時の享楽のために、本当に大切な家族や
空気や水や動物たちを危険な目にあわせる危険を
私たちは受け入れていいのか。


震災で被災された皆様
大切なご家族や友人、家族同然のペットを失った方々に
思いをはせ、この日を過ごしたいと思います。



--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*