怖い夢

朝方、怖い夢を見た。

コタロウのリードが外れて
道路に出てしまう夢。

多くはないが車が行きかっている道路に
コタロウがトコトコと出てしまう。

コタロウを驚かさないように、
走ってこないように
私も道路に出る。

車が来ることも気にならず
とにかくコタロウを助けに行かなくては
とそればかり思って

道路に出ながら
現実でも私はやはり道路に出るのだろう
と思った。

車をよけながら
コタロウに近づいて
その身体にふれたとき
コタロウから
見知らぬ茶色の犬に変わった。

あぁ、よかった
事故に遭わないで
コタロウでなくても
助かってよかった
夢でよかった
そう思って目覚めたら
心臓がものすごくドキドキしていて
汗びっしょりだった。

コタロウはいつものように
ベッドにいて
お座りして私を見ていた。

ほんとに、夢でよかった。


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