コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

懺悔

2018-08-23 | コタロウへ
コタロウは8歳半年まで
長時間お留守番の日々でした。

コタロウにお留守番をお願いするとき、

赤ちゃん時代から6歳くらいまでは
ケージでお留守番してもらっていました。
120×60くらい、トイレとベッドと、
ベッドと同じ広さの床面があったので
コタロウの体格からするとまあ広めだったと思います。
でも、この期間のことを私は猛烈に後悔しています。

だんだん、本などで仕入れた知識、犬と暮らす常識(?)に
疑問を持ち始めて、私自身の気持ちで行動するようになり、
可動式のフェンスを設置するようになりケージは撤去しました。

ケージの3倍の広さがあるフェンスでも、
コタロウの気が晴れる様子はありません。
お留守番自体がコタロウにストレスを与えているのがわかっていて、
それでも仕事に行かなくてはいけないのはつらかった。

ケージやフェンスに入れるのは
第一に、地震があったときにコタロウの身を守れること。
部屋にはもともと物を少なくしているけど
コタロウがパニックになって走り回ったら
どこに身体をぶつけるか、何かが落ちてこないとも限らない。
ケージやフェンスの中なら、そういった危険から身を守り
私が帰るまでの間、お水だけは飲める。

そして第二には、部屋を汚されないように。
ケージやフェンスの中でも粗相があったから
フリーにしていたら部屋中で粗相が起こるのだろうと思っていました。

私と一緒の時にはほとんど粗相がなかったコタロウ。
お留守番の時に粗相するのはコタロウからのシグナルだったと
本当はわかっていました。
どうしたら良くなるのか、それも・・・わかっていたけど
私の環境がそれを不可能にしていました。

コタロウを迎える前、父から
お前が犬を飼うのは動物虐待だ
と言われたことがあります。

言われてムッとして、一生懸命大切にするもん!
と頑張ってきたけど、
父のあの時の言葉は、正解だったなぁと今は思います。

小さな子犬を1人で育てる。
フルタイムの仕事をしながら。
コタロウにどれだけの我慢を強いてきたか。
できる精一杯の愛情を注いでいるからと
現実から目をそらしてきた日々。

コタロウがケガをしたり病気になったりしたのは
そんな環境だったからではないかと自分を責めています。
小さいころにもっと元気に遊ばせてあげて
手作り食で免疫を上げて体力をつけさせてあげたら
ケガも病気もしなかったのではないかと。

私の家に来たから
毎日長時間独りぼっちで過ごさなくてはいけない。
本当にさびしい思いをさせました。
ただそばにいてあげる、ということが
どれほど大切なのか、日に日に身に染みるようになりました。

小さな赤ちゃんの頃に、
もっとそばにいて、たくさん甘えさせてあげて
いっぱい遊んであげたら、
不安を感じることもなく、もっと天真爛漫で
元気な子になったのかもしれない・・・。

1歳~5歳くらいの一番動けるときに
もっといっぱい運動させてあげていたら
もっとあちこちに連れて行ってあげていたら
たくましい体で、好奇心旺盛になったかもしれない。
ワンちゃんと上手にあいさつできるようになって
ワンちゃんのお友達もいっぱいできたかもしれない。

覇気なく寝てばかりいるのも
長時間留守番時代の習慣もあるかな、と思います。


後悔しても、しきれない。
心から、ごめんなさい。


お調子者の記事を書いたりしていても
私の根底にはいつもこんな思いがあります。
心の中は後悔と、後悔と、後悔ばかりの私です。



コタロウと一緒にいられる時間が増えた今、
寝てばかりいるコタロウの傍らで
何をしてあげたらこの子は喜んでくれるのだろう?
と考える日々です。

過ぎてしまった日は取り戻せないけど
これからの時間は、コタロウが少しでも
幸せを感じて生きてくれるようにしたいな。
私に何ができるのだろう・・・。
全然いい案が浮かばないなぁ・・・。



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コメント (2)
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