コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

イヌノフグリは絶滅寸前!

2020-04-20 | 日記
ブログにも写真を載せたイヌノフグリ。
子供の頃からあって大好きな青い小さなお花。
でも、私がイヌノフグリと思っていたお花は、
実はオオイヌノフグリという明治時代に入ってきた外来種なんだって!

又吉直樹の「ヘウレーカ」という番組で知った。
いつも観る番組ではないので巡り合わせだなぁと不思議な感覚になった。

イヌノフグリは絶滅危惧種。
オオイヌノフグリと比べたら4分の1くらいの大きさの
3mmくらいの本当に小さなお花。

植物学者の方が都内では見かけたことがないと話してた。
うちの周りにももういないのかしら。
散歩のときに探してみようと思う。
絶滅、しないでほしい。
絶滅、悲しい。

絶滅危惧種はイヌノフグリだけじゃなく
サギソウ、サクラソウ、キキョウ、フジバカマ、カワラノギク・・・
テレビで紹介されていたの、名前を覚えておこう。

弱肉強食、自然淘汰・・・
自然の世界では普通のことなんだろうけど
知ってしまうと、なんか切ない。

さらに。
外来種に脅かされること以上に
野草ブームでの乱獲、里山の消滅、宅地開発・・・人間の手により
絶滅危惧種が増えているということ。
それを知ると息苦しい気持ちになった。


絶滅危惧種の植物と向き合っている方が

人間の手によって自然破壊が起こっている
昔の絶滅というのは、自然の状態であちこちで絶滅が起こったけど
今起こっているのは、人の手によって破壊されて
人間生活に伴って絶滅危惧種がどんどん増えている
それをそのまま放っておいて絶滅させていいのか
人間の手で破壊したものは人間の手で救うしかない


とおっしゃっていました。

本当にその通りだな。

人間が原因として絶滅させてしまう一方で
絶滅から助けようとする人がいることでバランスをとるしかない
でも流れとしては絶滅する方が圧倒的に強力なので
元に戻すのはかなりの努力が必要


だそうです。
こういう方々がいてありがたい。
応援したい。


一方で、私たちが気をつけなければならないこと。

人間中心の自然観を捨てられない

夏になると憎たらしい蚊についても触れていて、
迷惑だし、温暖化が進むことで心配な
マラリアを媒介するから絶滅させてしまったら、という議論があるそう。

一瞬、賛成~!と思ったが・・・

蚊を食べる動植物の絶滅にもつながる危険があるから慎重にならなくてはいけない。
生態系を壊してしまったら戻すのは本当に大変なので
根幹に関わるところはいじるのは危ない

と聞いて、あぁ、私も自分本位だった、と反省。

人間本位ではいけないのだ。


イヌノフグリを見つけたら大喜びしよう。
そして、人間の都合で絶滅させられていく動植物のことを忘れずにいよう。


自然は大切だよ、うん

寝起き(笑)
くちゃおじさん風。


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